多彩な入出力信号に対応する49型の手術室向け画像表示モニター発売医療機器ニュース

EIZOは、49型の手術室向け画像表示モニター「CuratOR LX491W」を2018年5月14日に発売する。フルHD解像度モニター「LX490W」の後継機種で、対応する映像信号形式が増えた。

» 2018年04月16日 15時00分 公開
[MONOist]

 EIZOは2018年3月22日、49型の手術室向け画像表示モニター「CuratOR LX491W」を同年5月14日に発売すると発表した。術野映像や検査画像、生体情報を同時表示できるフルHD解像度モニター「LX490W」の基本性能を踏襲しつつ、対応する映像信号形式を増やし、接続できるシステムの幅を広げている。

 LX490Wに対応するHD-SDI映像信号を、より高品質な映像を伝送する3G-SDI映像信号にアップグレード。3G-SDI映像信号を使用することで、30mの長距離でも解像度フルHD(1920×1080ドット)、フレームレート60Hz(画面を1秒間に60回書き換え)の映像信号を安定して伝送する。3G-SDIやDVI、Composite、S-Video、VGAといった多彩な映像信号に対応し、手術室内のさまざまなシステムに接続できる。

 また、同社独自のForce Mode機能を搭載。特殊なアナログ信号を出力する旧世代のシステムと接続できる。

photo 画像表示モニター「CuratOR LX491W」 出典:EIZO

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