工場の生産性を向上させるデータ収集・蓄積基盤を構築――ウシオ電機製造IT導入事例

ウシオ電機は、キヤノンITソリューションズの超高速開発ツール「Web Performer」を活用し、自社工場の生産性を向上させるためのデータ収集・蓄積プラットフォーム「EagleEye」を開発・構築したと発表した。

» 2018年05月09日 09時00分 公開
[MONOist]

 キヤノンITソリューションズは2018年4月18日、同社の超高速開発ツール「Web Performer」を活用し、ウシオ電機が自社工場の生産性を向上させるためのデータ収集・蓄積プラットフォーム「EagleEye(イーグルアイ)」を開発・構築したと発表した。

 Web Performerは、プログラミングなしでWebアプリケーションを自動生成できる。今回、EagleEyeの構築にWeb Performerを採用したことで、工期を大幅に短縮。また、製造実績、部材のロット情報、作業員が製造時に測定したデータ、検査結果など、工場内のさまざまなデータをEagleEye上で集約し、BIツールで解析することで、工場の生産性や製品品質の向上につながったという。

 現在は、一部の製品ラインを対象としているが、今後は他製品ラインへも活用を広げるとしている。

photo 超高速開発ツール「Web Performer」活用イメージ(クリックで拡大) 出典:キヤノンITソリューションズ

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