イメージング技術と監視制御システムの連携により、スマート工場実現を促進製造マネジメントニュース

キヤノンは、生産現場の自動化分野でアヴィバと協業を開始する。アヴィバの監視制御システムとキヤノンのイメージング技術の連携により、スマート工場の実現を推進する。

» 2018年07月30日 09時00分 公開
[MONOist]

 キヤノンは2018年7月9日、FA分野でAVEVA Group(アヴィバ)と協業すると発表した。アヴィバのSCADA(Supervisory Control and Data Acquisition)システムとキヤノンのイメージング技術を連携させ、スマート工場の実現を進める。

 キヤノンでは、ネットワークカメラや産業用カメラなどのイメージング製品、画像処理技術などを結集し、生産現場を見える化する「Canon Industrial Imaging Platform」として、生産現場の自動化と生産性向上を促すソリューション開発を進めている。今回の協業により、産業用オートメーションや情報ソフトウェアに強みを持つアヴィバの製品とキヤノンのイメージング技術を連携させ、スマート工場を支援するシステムソリューションを提供する。

 具体的には、アヴィバのSCADAシステム「Wonderware InTouch(ワンダーウェア・インタッチ)」と、キヤノンのネットワークカメラや産業用カメラ、製造現場向けのソフトウェアなどを連携させる。同年9月上旬には、アヴィバのSCADAとキヤノンのネットワークカメラなどとの連携を通じて、生産管理部門や中央監視室など遠隔からの生産現場の監視が可能になるという。

 その後は順次、キヤノンの異常監視・録画ソフトウェア「Monitoring Edition」や、画像処理ソフトウェア「Vision Edition」などのソフトウェアをアヴィバのSCADAと連携させる。これにより、生産現場の録画映像や画像処理から判断した生産ラインの稼働状況をアヴィバのSCADAを通じて確認可能になるため、トラブルの未然防止や早期復旧、作業の自動化につながる。

 さらに今後、キヤノンのネットワークカメラの侵入検知や置き去り検知などのインテリジェント機能を拡張し、「Canon Industrial Imaging Platform」の製品群を経由してSCADAに認識させることで、生産効率向上を目指すとしている。

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