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加工面品位を高め、加工時間を短縮する立形マシニングセンタFAニュース

OKKは、金型や精密部品向け立形マシニングセンタ「VB53α」を発表した。一般的な工場環境における温度変化に適応し、加工精度を安定化する環境熱変位補正「ソフトスケールCube」を搭載している。

» 2018年10月02日 07時00分 公開
[MONOist]

 OKKは2018年9月12日、金型や精密部品向けの立形マシニングセンタ「VB53α」を発表した。

 VB53αは、高速加工時の残留振動を抑制し、加工面の品位を高めるとともに加工時間を短縮した。一般的な工場環境における温度変化に適応し、加工精度を安定化する環境熱変位補正「ソフトスケールCube」を搭載している。さらに、リニアスケール、高分解能ボールねじ、ハイパーHQモードB、大容量データサーバを標準装備した。

 各軸の移動量は1050/530/510mm(X/Y/Z)、テーブル寸法は1260×600mm、テーブル最大積載重量は1200kg。早送り速度はXYZ:20m/分、主軸回転速度は2万min-1だ。主軸テーパはNo.40、工具は30本収納できる。

photo 立形マシニングセンタ「VB53α」 出典:OKK

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