AIによる分析結果は見せてこそ、図研プリサイトのAI搭載知見共有サービス製造ITニュース

図研プリサイトはAI実装フルオート型ナレッジ活用ソリューション「Knowledge Explorer」の販売を、2018年10月1日に開始した。同年6月に発表した△△※)△△ものだが、重要語句のAI分析機能を新たに追加した。

» 2018年10月15日 14時00分 公開
[MONOist]

 図研プリサイトはAI実装フルオート型ナレッジ活用ソリューション「Knowledge Explorer」の販売を、2018年10月1日に開始した。同年6月に発表した※)ものだが、重要語句のAI分析機能を新たに追加した。

※)関連記事:暗黙知を形式知化せずにそのまま活用、AI搭載ナレッジ共有サービスが示す価値

 Knowledge Explorerは熟練設計者が製品設計時に過去の製品情報やトラブル情報などを参照するノウハウをシステム化したもの。Word、Excel、PowerPointなどのMicrosoft Office文書、PDF文書、HTMLなどの複数の情報源を参照し、必要とする設計者に、必要なタイミングで、必要となる情報をプッシュ型で通知する。

 2014年の発売後、ルールベースの統計処理で行ってきたが、2018年6月にAI機能の採用を発表。AIベンチャーであるギリアからAI技術の提供を受け、「重要語句の抽出」における判定にAIを適用したが、今回は新たにこの「重要語句」の分析やその結果をさまざまなビジュアルで表示できる機能を追加し、販売を開始したことを発表した。

 関連性については、全体像を把握するためにはネットワーク表示やエッジバンドリング表示を活用する。

photophoto ネットワーク表示(左)とエッジバンドリング表示(右)(クリックで拡大)出典:図研プリサイト

 一方で、ナレッジの中核となっている語句を示すにはバブルチャートやワードクラウドを用いる。

photophoto バブルチャート表示(左)とワードクラウド表示(右)(クリックで拡大)出典:図研プリサイト

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