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» 2018年10月18日 13時00分 公開

CAEニュース:大成建設、地下構造物の3次元数値解析モデルを高速自動作成できる手法を開発

大成建設は、複雑な地下構造物でも3次元数値解析モデルを高速自動作成できる解析手法の運用を開始した。作成時間を従来の約10分の1まで短縮化でき、効率的な地下構造物の設計・施工が可能となる。

[MONOist]

 大成建設は2018年9月25日、複雑な地下構造物でも3次元数値解析モデルを高速自動作成できる解析手法の運用を開始したと発表した。本手法を採用することで、解析にかかる業務の大幅な効率化と省力化につながり、合理的な地下構造物の設計・施工が可能になる。

 新たに運用を開始したのは、3次元CADソフトと自動メッシュ作成機能を有するソフトを組み合せることで、従来の約10分の1の時間で3次元数値解析モデルを高速自動作成できる解析手法だ。同時に、地下施設の構造や地層構造を忠実に再現し、施工手順を反映した解析モデルを作成する手法も構築した。

 従来の3次元メッシュ作成の手法では、2次元メッシュ断面を奥行き方向に引き延ばして作成していた。本手法では、3次元CADデータを用いて3次元メッシュを自動かつ高速で作成できるため、地下施設や地層の構造を忠実に再現する。また、施工手順を反映した3次元数値解析モデルを作成可能で、状況に応じた設計・施工の計画策定・変更に的確に対応できる。

 さらに、本手法では3次元CADデータから3次元メッシュを自動で高速作成でき、数値解析に関する特別なスキルが不要だ。

photo 3次元数値解析モデルを高速自動作成する解析手法の構成(クリックで拡大) 出典:大成建設
photo 3次元数値解析モデルの比較(ボスポラス海峡横断鉄道トンネル・シルケジ駅)(クリックで拡大) 出典:大成建設

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