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» 2018年11月27日 13時00分 公開

VRに燃えろ、キャラに萌えろ――VTuberって何だ?「VTuberハッカソン長野・塩尻大会」ママさん設計者も参戦!(4/4 ページ)

[藤崎 淳子/Material工房・テクノフレキス,MONOist]
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どんどん過ぎていく時間! そして結果は?

 明るかった空がいつしか陰り、刻々と終了時間が近づいてきました。「あと30分」、「あと15分」の呼びかけに動揺する人は少なく、全員がやるべきことを粛々とこなしながら終了の時刻を迎えました。3チームとも、時間内に作品を提出することが出来たのです。いよいよ次は審査プレゼンです。1チームずつ順番にお披露目し、審査員による厳正な審査によって最優秀賞作品が選ばれます。

 1作品めは、チーム・にんにん の「にんにん家の一日」。登場するキャラクターの数が一番多かったこの作品のストーリーは、にんにんさんご一家の日常の一コマを短いエピソードにまとめたもの。チームの代表は「トラブルも楽しみながらなんとか間に合ってよかった」と感想を述べていました。

にんにん家の一日

 2作品目、チーム・ホワイトボードの「ほわいとぼーど〜きつねとたぬきの片思い〜」。きつねの化身「稲荷ましろ」と、ましろに憧れるたぬきの子供「キサブロー」が変身勝負をしてやがて小さな旅に出るというお話。「大きなトラブルもなく、すべてが楽しかった」という感想です。

ほわいとぼーど〜きつねとたぬきの片思い〜

 3作品目は、チーム・河野の「塩ジリ子のバスツアー」。18歳からバスガイドを始めて60年のキャリアを持つと自称する、年齢不詳なバスガイド「塩ジリ子」と楽しいバス旅行をするというお話。感想は、「原画と絵コンテが用意されていたおかげでスムーズに進められたが、後半では時間に追われて大変だった」というものでした。

塩ジリ子のバスツアー

 全作品のお披露目が済んだところで、審査員の先生方は審査のため別室へ移動。そして数分後、結果発表です。結果は……

  • 最優秀賞:チーム・ホワイトボード
  • 準優勝:チーム・にんにん
  • 第3位:チーム・河野

 審査員の講評によると、最優秀賞作品は「VTuberの王道を行く萌え系を貫いていて、絵のクオリティなども全体的に素晴らしかった」ということです。

最後は皆で

製造業向けのコンテンツ作成に役立ちそう!

 今回初めてづくしで挑んだVTuberハッカソンですが、慣れてきたらもっと凄い作品が作れそうです。おかげで「VTuberとはなんぞや」を理解出来ただけでなく、VRの可能性をさらに知ることになりましたし、2日間でここまでの作品を制作できる数々の支援ツールを、製造業向けのコンテンツに役立てられないかとも考えました。

 何はともあれ、今回の最優秀賞に輝いた「チーム・ホワイトボード」には、早速プレミアム大会が待っています。その晴れ舞台でどんな成果を出してくれるのか、そっとご期待ください。

Profile

藤崎 淳子(ふじさき じゅんこ)

長野県上伊那郡在住の設計者。工作機械販売商社、樹脂材料・加工品商社、プレス金型メーカー、基板実装メーカーなどの勤務経験を経てモノづくりの知識を深める。紆余曲折の末、2006年にMaterial工房テクノフレキスを開業。従業員は自分だけの“ひとりファブレス”を看板に、打ち合せ、設計、加工手配、組立、納品を1人でこなす。数ある加工手段の中で、特にフライス盤とマシニングセンタ加工の世界にドラマを感じており、もっと多くの人へ切削加工の魅力を伝えたいと考えている。

・筆者ブログ「ガノタなモノづくりママの日常」



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