半導体向け流体制御機器や空気圧機器の新工場を宮城県に建設工場ニュース

CKDは、東北工場を宮城県黒川郡大衡村に建設し、竣工式を実施した。コンポーネント製品の生産を拡大し、緊急災害時のBCP対応の強化を図る。

» 2019年02月14日 07時00分 公開
[MONOist]

 CKDは2019年1月29日、東北工場を宮城県黒川郡大衡村に建設し、竣工式を実施した。同社初となる自動倉庫を導入し、組み立て、検査工程を自動化および省人化した。半導体向けを中心とした流体制御機器、自動車や電機電子業界向けの空気圧機器を製造する。

 国内の主要な生産工場を愛知県の小牧市、春日井市、丹羽郡扶桑町、三重県の四日市市に保有している同社は、新たに鉄骨造り3階建ての東北工場を投資額82億円で建設。「人にやさしい工場」をコンセプトに、働く人に配慮した構造を採用した同工場は、敷地面積3万6251m2、延床面積1万8500 m2となる。

 今後、流体制御機器や空気圧機器などコンポーネント製品の生産拡大に取り組むと同時に、東海地域の4工場で生産している製品について緊急災害時のBCP対応の強化を図っていくとしている。

photo 東北工場 出典:CKD

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