NECが共創空間を開設、約1600人のデジタル人材が支える製造マネジメントニュース

NECは、共創空間「NEC Future Creation Hub」をオープンした。顧客が技術とビジネスの融合を「体感」し、それらが顧客や社会の課題解決にどう貢献できるか「対話」を重ねることで、新たなイノベーションを見出す共創の場となる。

» 2019年03月04日 09時00分 公開
[MONOist]

 NECは2019年2月8日、新たなイノベーションを生み出す共創空間「NEC Future Creation Hub」をオープンした。

photo 「NEC Future Creation Hub」の概要 出典:NEC

 NEC Future Creation Hubは、同社が「2020中期経営計画」において進める、社会価値創造型企業への変革の一環として新設したものだ。顧客が技術とビジネスの融合を「体感」し、それらが顧客の課題、ひいては社会課題の解決にどう貢献できるか「対話」を重ねることで見出す共創の場となる。

 同施設では、約1600人のデジタル人材が共創を支える。バリュークリエーターやビジネスデザイナー、データサイエンティストなどの専門家集団が、顧客企業の課題や社会課題に適したチームとなってNEC共創プログラムを進める。

 NEC Future Creation Hubの所在地は東京都港区のNEC本社ビル1階。敷地面積は約1800m2で、利用は完全予約制となっている。

photophoto 左:具体的な対話を重ねる「Collaboration Zone」 右:未来の姿や新たなニーズを体験できるエリア「Social Innovation」(Future Society Zone) 出典:NEC
photophoto 左:近未来の店舗や人とロボットが協調する産業シーンなどを体験できるエリア「Social Transformation」(Future Society Zone) 右:生体認証やサイバーセキュリティを体感できるエリア「Social Foundation」(Future Society Zone) 出典:NEC

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