特集:IoTがもたらす製造業の革新〜進化する製品、サービス、工場のかたち〜
ニュース
» 2019年04月03日 13時00分 公開

ハノーバーメッセ2019:自動車が“作られるため”に自由に動き回る工場へ、SEW-EURODRIVEが実演デモ

ドイツのSEW-EURODRIVEは、ハノーバーメッセ2019(2019年4月1〜5日、ドイツ・ハノーバーメッセ)において、インダストリー4.0などの先進のモノづくりを1つのソリューションとしてまとめた「MAXOLUTION」により、EV(電気自動車)ベンチャーのe.GO Mobileの「e.GO Life」の組み立て工場をイメージした実演デモを行った。

[三島一孝,MONOist]

≫ハノーバーメッセ2019特集はこちら

 ドイツのSEW-EURODRIVEは、ハノーバーメッセ2019(2019年4月1〜5日、ドイツ・ハノーバーメッセ)において、インダストリー4.0などの先進のモノづくりを1つのソリューションとしてまとめた「MAXOLUTION」により、EV(電気自動車)ベンチャーのe.GO Mobileの「e.GO Life」の組み立て工場をイメージした実演デモを行った。

photo 「e.GO」の自律的組み立て工場をイメージした実演デモ(クリックで拡大)

スマートファクトリーの関連ソリューションをまとめて展開

 SEW-EURODRIVEはもともとモーターやギアなどのメーカーでさまざまな自動化技術を展開してきた。これらの自動化技術を基盤とし、ドイツのインダストリー4.0の動きにいち早く対応し、自社工場などの実践を通じて、スマートファクトリーソリューションを展開。関連する一連のソリューションをまとめた「MAXOLUTION」として展開を進めている。

 ハノーバーメッセ2019では、自動車産業向けの「MAXOLUTIONオートメーションソリューション」の実演デモを実施。大型の無人搬送車(AGV)に載せられた自動車が自律的に自由に組み立て工程や検査工程を行き来し、組み立てられていく様子を紹介した。

 インダストリー4.0の理想の姿とされるマスカスタマイゼーション※)を実現するには物理的にも可変可能な生産ラインが必要となり、AGVはその大きなカギを握る製品だと見られている。

※)関連記事:いまさら聞けない「マスカスタマイゼーション」

 さらに各工程においては、自動化工程と人手の工程などがあるが、人手の工程についてはスマートグラスで作業を指示。作業記録と作業支援などを行えるようにしている。さらに工具などもAGVに載せられ随時自動補充などを行いながら、作業を継続できるようにしている。

photophoto MRデバイスである「Microsoft Hololens」を活用し作業記録や作業指示が行えるようにしている

 SEW-EURODRIVEでは、これらのデモを通じて、インダストリー4.0は未来のビジョンではなく、現実的な形で導入できるという点を強く訴求する。

≫ハノーバーメッセ2019特集はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.