特集:IoTがもたらす製造業の革新〜進化する製品、サービス、工場のかたち〜
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» 2019年04月17日 14時00分 公開

ハノーバーメッセ2019:工場ネットワークのあるべき姿を訴えたシスコシステムズ、TSNも訴求 (2/2)

[三島一孝,MONOist]
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汎用的なモジュラー型ネットワークスイッチ

 工場用ネットワークで、キーコンポーネントとして重点的に訴えたのが、産業用ネットワークスイッチの「Cisco Catalyst IE3300シリーズ」である。汎用的な産業用スイッチだが、モジュラー型で用途や規模などに合わせて機能を拡張しながら使用することができる。生産品目の変更や改善活動などで変化する工場などには最適なネットワークスイッチとして訴求した。

photo 産業用ネットワークスイッチの「Cisco Catalyst IE3300シリーズ」の展示。大きなスイッチが回転している(クリックで拡大)

TSNなどへ対応もアピール

 さらに、工場用のネットワークとして注目される「TSN(Time Sensitive Networking)」への対応もアピールした。「TSN」は、イーサネットをベースにしながら時間の同期性を保証しリアルタイム性を確保できるようにしたネットワーク規格で、物理層などはそのままに、時刻同期や優先的に通すデータを制御する機能などを加えることができ、リアルタイム性の確保が可能である点などが特徴。工場などでは時分割により異種通信プロトコルを同時に流せる点、時刻同期性を生かしタイムスタンプなどを合わせて機器のデータ収集ができる点などが評価を受けている。

 シスコシステムズではこのTSNに対し、産業用スイッチ「IE4000」が既にレディ状態にあることを訴求。IE4000を活用しTSN通信により、高速で走る自動車の模型と、それに同期して柵を上げ下げするデモを行った。シスコシステムズ デジタルトランスフォーメーション事業部 インダストリー事業推進部の西村克治氏は「TSNは産業用ネットワークの中で次の標準になるとみられている。そういうネットワークでも既に対応できる点を訴えた。デモも非常に評判がよかった」と語っている。

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