IoT機器のライフサイクルを管理するプラットフォームの販売代理店契約を締結IoTセキュリティ

サイバートラストは、IoT機器の製造から廃棄までをサポートする「セキュアIoTプラットフォーム」について、東京エレクトロン デバイスと販売代理店契約を締結した。

» 2019年04月18日 08時00分 公開
[MONOist]

 サイバートラストは2019年3月28日、IoT(モノのインターネット)機器の製造から廃棄までをサポートする「セキュアIoTプラットフォーム」について、東京エレクトロン デバイスと販売代理店契約を締結したと発表した。

 同プラットフォームは、IoT機器の開発や製造の段階からチップに埋め込んだ固有鍵を起点に、証明書を使ってデバイスのライフサイクルを管理する。データの真正性とデバイスの実在性を担保し、10年以上にわたり、必要なソフトウェアを適切にアップデートする。

 ユーザーは、IoTデバイスの製造段階で同プラットフォームの機能を組み込むことで、管理するインターネットに接続されたデバイスの追加や削除、個別デバイスの安全なアップデートを管理画面を通して実施できる。

 IoTデバイスのライフサイクル管理事業およびサービスを企画、運用する事業者は、点在するIoT機器を同プラットフォームを活用して稼働管理することで、クラウドを利用した「見える化」と長期運用が可能になる。セキュリティも向上するため、未知のサイバー攻撃にも備えることができるという。

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