オンラインで患者と医師をつなぐ、高血圧治療の支援に特化したサービス医療機器ニュース

オムロン ヘルスケアら3社は、高血圧治療におけるオンライン診療支援サービスの共同事業検証に関する基本合意書を締結。テレメディーズは、高血圧オンライン診療支援パッケージ「テレメディーズBP」を提供する。

» 2019年05月31日 15時00分 公開
[MONOist]

 オムロン ヘルスケアは2019年5月15日、テレメディーズ、ポートの2社と、高血圧治療におけるオンライン診療支援サービスの共同事業検証について業務提携を開始すると発表した。今後、テレメディーズは、高血圧オンライン診療支援パッケージ「テレメディーズBP」の提供を開始する。料金は月額課金制で、月4600円からとなる。

 テレメディーズBPでは、「家庭血圧のテレモニタリング」「高血圧専門医や高血圧、循環器病療養指導士によるステイタスレポート」「高血圧に関するオンライン診療」「降圧薬の処方」「健康に関するオンライン相談」のサービスを受けられる。

 ユーザーは、スマートフォンやPCを通じて、自宅にいながら医師による高血圧治療を受診できる。オンラインでの診療予約も可能で、通信機能付き血圧計を使用して、家庭血圧を測定する。測定データは、診療プラットフォーム「ポートメディカル」などを介して医療機関と共有され、ユーザーはいつでも自分の治療状況や治療方針などが確認できる。

 さらに、高血圧専門医の指導・監督のもと、最新の高血圧治療ガイドラインとオンライン診療の実施指針に基づいたアドバイスなどの支援が受けられる。

photo 「テレメディーズBP」の概要(クリックで拡大) 出典:オムロン ヘルスケア

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.