自動化機能を強化した、開業医向け超音波診断装置の新ブランド医療機器ニュース

GEヘルスケア・ジャパンは、開業医向け超音波診断装置の新ブランド「Versana(ベルサナ)」を発表した。128の送受信チャンネルと同時4音線受信技術を備える「Versana Premier(ベルサナプレミア)」を販売開始した。

» 2019年06月07日 15時00分 公開
[MONOist]

 GEヘルスケア・ジャパンは2019年5月16日、開業医向け超音波診断装置の新ブランド「Versana(ベルサナ)」を日本で展開すると発表した。併せて、同ブランドから「Versana Premier(ベルサナプレミア)」を発売したことも明らかにしている。

 Versanaは、開業医のニーズに応えるための超音波製品。開業医がさまざまな業務に追われる中で、生活習慣病患者を迅速かつ的確に診察できるように開発した。Versana Premierは、総合病院検査室の超音波装置では標準スペックとなっている128の送受信チャンネルと同時4音線受信技術を備え、高画質・高フレームレートの画像を21.5インチの高精細ワイドモニターで表示する。

 開業医の作業効率を上げるため、さまざまな自動化機能を強化。明るさやコントラストだけでなく、エコーの通りやすさ、画像の細かさやフレームコートを自動調整し、継続的に画像を最適化する機能「Whizz(ウィズ)」を初めて搭載する。

 さらに、観察したい領域のスキャン方法をアニメーションで解説するアシスタント機能「Scan Coach」を搭載している。腹部、心臓、血管、産婦人科領域に対応し、新しい検査方法を試みる開業医を支援する。

 本体サイズは1405〜1780×7176×803mm、重さは記録機器を含まない場合で約70kgとなる。

photo 超音波診断装置「Versana Premier」 出典:GEヘルスケア・ジャパン

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