全164モデルでライン設計の標準化に対応するセーフティライトカーテンFAニュース

オムロンは、セーフティライトカーテン「F3SG-SR/PG」シリーズを発表した。全164モデルをそろえ、装置の開口部から設備の周囲までライン全体に対応でき、システム全体の設計の標準化に貢献する。

» 2019年06月21日 07時00分 公開
[MONOist]

 オムロンは2019年6月3日、全164モデルをそろえるセーフティライトカーテン「F3SG-SR/PG」シリーズを発表した。同年7月1日より販売を開始する。

 セーフティライトカーテンは、安全システム用のセンサー。人が投受光器間の光を遮ると、危険区域への人の侵入を検知して、設備を安全に停止するための信号を出力する。

 F3SG-SR/PGシリーズは、指、手、足、体の4つの検出タイプに、検出幅は160〜2480mmまでそろえるため、装置の開口部から設備周囲まで同シリーズでライン全体に対応可能だ。シリーズ内で設置方法や配線が統一されていることから、容易に設計が標準化でき、設計工数を削減する。世界各国の安全規格にも対応している。

 また、ライトカーテンの入光状態や不安定状態を、3色表示によってすぐに確認できる「エリアビームインジケーター」を搭載。PC用設定ツール「SD Manager 3」により、設備停止の原因が人の侵入以外の場合の情報を確認できる。

 −30℃に対応し、防水防油の保護等級IP67Gに標準で対応する。光量はハイパワー光学系により、長時間にわたって維持できる。さらに、IO-Link対応で、情報をモニタリングして予兆保全や状態の一元管理ができるなど、充実した機能で設備を安定稼働させる。設備停止の要因調査や再発防止、生産性の向上にも貢献する。

photo セーフティライトカーテン「F3SG-SR/PG」シリーズ」(クリックで拡大) 出典:オムロン
photo 豊富なラインアップで設計標準化に貢献(クリックで拡大) 出典:オムロン
photo 入光状態の見える化で簡単に設置可能(クリックで拡大) 出典:オムロン

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