造影剤4製品の国内製造販売承認の承継が決定医療機器ニュース

GEヘルスケアは、第一三共が国内製造販売承認を保有する造影剤4製品の日本における独占的開発・販売権をGEヘルスケアに返還し、国内製造販売承認をGEヘルスケアファーマに承継することが決定したと発表した。

» 2019年07月11日 15時00分 公開
[MONOist]

 GEヘルスケアは2019年6月25日、第一三共が国内製造販売承認を有する造影剤4製品について、日本での独占的開発・販売権をGEヘルスケアに返還することが決定したと発表した。国内製造販売承認は、日本法人のGEヘルスケアファーマに承継する。

 第一三共がGEヘルスケアに承継する造影剤は、「オムニパーク」「オムニスキャン」「ビジパーク」「ソナゾイド」の4製品。製造販売承認の承継と販売移管は2020年3月の予定だ。卸への流通は、2022年3月までは第一三共が継続し、その後GEヘルスケアファーマに移管する。

 両社は、1987年の日本におけるオムニパーク販売開始以来、協業を続けてきた。今回の承継により、医療を取り巻く環境変化に柔軟に対応し、医療現場への安定供給責任を継続的に果たせるとしている。

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