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» 2019年09月05日 12時00分 公開

モノづくり総合版メルマガ 編集後記:不具合が多いのに売る時とアフターサービスが評価されている、あのブランド

調査対象外のブランドは、きっと不具合とか関係なく愛されている。

[齊藤由希,MONOist]

 この記事は、2019年9月4日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


不具合が多いのに売る時とアフターサービスが評価されている、あのブランド

 新車を購入して1年に満たない日本のユーザーに、不具合の経験を尋ねた調査結果が発表されました。J.D. パワー ジャパンによる調査です。不具合の経験が少なく、「初期品質」が最も良いと評価を得たブランドはダイハツ工業でした。ダイハツ工業に続くのはレクサス、トヨタ自動車、ホンダで、評価の業界平均を上回ったのはこの4ブランドだけです。

 業界平均に届かなかったブランドはスズキ、日産自動車、三菱自動車、マツダと日系自動車メーカーが続き、BMW、メルセデスベンツ、アウディ、国産最下位がスバル、ミニ、ボルボ、そして全ブランドの最下位がフォルクスワーゲンという順位となりました。オーナー各位におかれましては、「妥当だな」と思う人も、「そこまで不具合の経験はないな」という方もおられることでしょう。なお、フィアット、ルノー、プジョー、シトロエン、ジープ、キャデラック、テスラなどランキングに名前のないブランドもあります。

 同じタイミングで興味深い調査結果が出ました。日本のユーザーに正規販売店のセールスに対する満足度を尋ねたところ、量販ブランドトップはフォルクスワーゲンなのです。ラグジュアリーブランドのトップはアウディでした。セールスに対する満足度とは、セールス担当者、価格や契約、ローン、店舗の施設、納車などの項目で評価されるそうです。セールスに対する満足度が最も高いブランドが、初期品質でワーストなのは、とても興味深いですね。

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