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» 2019年09月26日 08時30分 公開

製造業がサービス業となる日:故障申請から最速2分で新品受け取りが可能――たばこのコト売りを進めるIQOS (1/2)

フィリップ モリス ジャパンが紙巻きたばこのモノ売りから、加熱式たばこのコト売りへと転換を加速させている。同社は2019年9月25日、東京都内で記者発表会を開催。新デバイス「IQOS 3 DUO」を同日から販売開始するとともに、「IQOS 定額プラン」「14日間無料レンタルプログラム」を刷新したと発表した。

[松本貴志,MONOist]

 フィリップ モリス ジャパンが紙巻きたばこのモノ売りから、加熱式たばこなどRRP(Reduced-Risk Products:喫煙に伴う健康リスク低減の可能性がある製品)のコト売りへと転換を加速させている。同社は2019年9月25日、東京都内で記者発表会を開催。新デバイス「IQOS 3 DUO」を同日から販売開始するとともに、「IQOS 定額プラン」「14日間無料レンタルプログラム」を刷新したと発表した。

 また、会員特典プログラム「IQOSPHERE」もサービスを拡充した。AI(人工知能)による24時間電話サポート受け付けや、交換申請後に最短2分で対象店舗によって返品交換を可能とするシステム、最速7時間で自宅まで交換品を配送する物流体制を整えたとする。

新色の「ウォームカッパー」をまとうIQOS 3 DUO(クリックで拡大)

 IQOS 3 DUOでは2本連続の喫煙に対応したとともに、IQOS 2.4 PLUSと比較してホルダーの充電時間を半減させている。価格は9980円(税込み、2019年10月以降の消費税率10%化後も価格据え置き)。メタリックな赤茶色の「ウォームカッパー」を追加し、全5色のカラーバリエーションとした。現在販売中のIQOS 3は在庫限りで終売となり、IQOSの製品ラインアップはIQOS 3 DUO、IQOS 3 MULTI、IQOS 2.4 PLUSの3種類となる。

IQOS 3 DUOの製品仕様(クリックで拡大) 出典:フィリップ モリス ジャパン

最新のデバイスを充実した保証で提供する「IQOS 定額プラン」

 新たに刷新したIQOS 定額プランでは、定額を月払い(1年契約)することで、デバイスと手厚い保証の提供、プラン更新時での最新機種へ乗り換えなどが受けられる。プラン更新前のデバイスはそのまま利用可能だ。月額900円(税込、以下同様)のプランAではIQOS 3 DUO、月額1350円のプランBではIQOS 3 DUOとIQOS 3 MULTI、月額630円のプランCではIQOS 3 MULTIを提供する。自損による故障でも最大で3回まで交換可能で、メーカー保証期間も1年間に延長される。

IQOS 定額プランの概要(クリックで拡大) 出典:フィリップ モリス ジャパン

 また、「カスタマイズのニーズが非常に高い日本市場」(フィリップ モリス ジャパン ディレクター マーケティング&コミュニケーションズ 坂牧真美氏)を見据え、1500円分のアクセサリークーポンを付帯。プランAおよびプランBでは加入時にアクセサリーパーツのドアカバーが無料で付属する。また、IQOS 定額プランのユーザーは後述する会員特典プログラム「IQOSPHERE」で、ゴールドステージの待遇が受けられる。

 プランAの年間合計料金は1万800円。IQOS 3 DUOのデバイス単独の金額9980円を上回る価格設定となっているが、これらのサービスを前面に押し出すことで「お値打ち感」を演出。定額プランをテコに、加熱式たばこ市場でさらなるシェア確保を狙う。

 さらに、IQOSの購入を検討しているユーザーに向けて、14日間無料でIQOS 3 DUO、IQOS 3 MULTI、IQOS 2.4 PLUSのいずれか新品を貸し出す「14日間無料レンタルプログラム」も提供する。貸出期間終了後は、ユーザーはそのまま購入か返却を選択でき、返却の場合でも送料を含めて費用はかからない。

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