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» 2019年10月01日 10時00分 公開

産機設計者が解説「公差計算・公差解析」(8):データムを必要とする幾何公差【その1】〜姿勢公差の平行度〜 (3/4)

[土橋美博/飯沼ゲージ製作所,MONOist]

1−1−2.直線形体または平面形体のデータム平面に対する平行度

・公差域の定義
 データム平面(PD)に平行な幾何学的平行2平面でその直線形体(L)または平面形体(P)を挟んだときの、2平面の間隔(f)で表す。

図7 直線形体のデータム平面に対する平行度 図7 直線形体のデータム平面に対する平行度
図8 平面形体のデータム平面に対する平行度 図8 平面形体のデータム平面に対する平行度
図9 平面形体のデータム平面に対する平行度の図面記入例 図9 平面形体のデータム平面に対する平行度の図面記入例

補足説明:

この平行度は、最も一般的に使用されるものではないでしょうか。筆者も頻繁に使用しています。では、

  • データム平面の平面度とデータム平面に対する平行度
  • データム平面に対する平行度とその平面度

はどのような関係にあるのでしょうか。

平行度およびデータム平面の定義より、データム平面(基準面)の平面度と平行度は無関係です。また、対象の平行度とその平面度については、“平行度<平面度”というのは、実物としておそらくあり得ません。ただし、“平行度>平面度”というのは、そのような幾何公差を設定するかどうかは別として、あり得るものだと考えます(筆者解釈)。


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