CEATEC 2019 特集
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» 2019年10月18日 11時00分 公開

CEATEC 2019:27工場で1588デバイスを監視、ファナックがFIELD systemの成果を強調 (1/2)

ファナックは「CEATEC 2019」(2019年10月15〜18日、千葉県・幕張メッセ)に3年連続で出展し、同社が展開する製造現場向けのIoT基盤「FIELD system」を含む製造現場向けのデジタルソリューションを紹介。関連技術が出そろいつつあり、実質的な成果を生み出せる状況になってきたことを強調した。

[三島一孝,MONOist]

 ファナックは「CEATEC 2019」(2019年10月15〜18日、千葉県・幕張メッセ)に3年連続で出展し、同社が展開する製造現場向けのIoT基盤「FIELD system」を含む製造現場向けのデジタルソリューションを紹介。関連技術が出そろいつつあり、実質的な成果を生み出せる状況になってきたことを強調した。

photo CEATECに3年連続出展したファナックのブース(クリックで拡大)

「FIELD system」の実践の成果を強調

 ファナックは2016年4月に現場向けのIoT基盤として「FIELD system」を発表(※)。コアパートナーとなる米国のネットワーク関連企業Cisco Systems(以下、シスコ)、米国の産業オートメーション関連企業のRockwell Automation(以下、ロックウェル)、深層学習技術などを開発する人工知能関連ベンチャーPreferred Networks(以下、PFN)、NTTおよびNTTコミュニケーションズ、NTTデータのNTTグループ3社などと共同で開発を進めるとともに、普及促進を図ってきた。

(※)関連記事:製造業IoTに新たなデファクト誕生か、ファナックらが人工知能搭載の情報基盤開発へ

 2017年のCEATECで国内サービスを開始したことを発表(※)した後は、自社工場での実践に取り組み、実証の結果をフィードバックしながら、アプリケーション、機器の拡充などに取り組み、普及に向けた環境作りに取り組んできた。「27の工場にFIELD system Boxを37台導入し1588個のデバイスを接続しモニタリングをしている。われわれは現場の専門家として自信を持っていたが、データを見られるようになったことで新たな気付きが得られたケースも数多く生まれており、成果は広がりつつある」(ブース説明員)とする。

(※)関連記事:現場志向のIoT基盤「FIELD system」が運用開始、稼働監視などを年間100万円で

photo ファナックの自社工場におけるFIELD systemの実証の様子(クリックで拡大)出典:ファナック
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