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» 2019年11月13日 10時00分 公開

スマートリテール:イオンモールがスマート化、「快適なカスタマージャーニー」をどう実現するのか (3/3)

[朴尚洙,MONOist]
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「イオンモールワークス」で専門店従業員の業務を一気にデジタル化

 「省人化」では、専門店従業員向けの業務用タブレット端末「イオンモールワークス」を導入している。

 これまで、イオンモールに入居する専門店が各種届出書の申請や承認を行うには、館内の事務所に行って紙の資料でやりとりする必要があった。例えば、専門店で新規に雇用した従業員を届け出る場合、紙の書類に必要情報を書き込んだ上で、その従業員の証明写真も貼り付けて提出しなければならなかった。

イオンモールワークスのトップ画面 イオンモールワークスのトップ画面(クリックで拡大)

 イオンモールワークスは、これらの業務を全てデジタル化するものだ。届出書に印鑑が不要で署名はタブレット端末上で手書きしたサインでOK。先述した証明写真はタブレット端末のカメラを使って撮影すればよい。

各種届出書の画面手書きサインでOK証明写真の撮影機能も 各種届出書の画面(左)。手書きサインによる署名でOK(中央)。証明写真の撮影機能もある(右)(クリックで拡大)

 通信接続はWi-FiとLTEの両対応で、Wi-Fiがつながらない場合でも利用できるようにしている。また、GPSとの連動により、モールの館外にタブレット端末が持ち出されたことを認識して電源をオフにするなどのセキュリティ機能も用意している。

 今後は国内に80あるイオンモールのショッピングセンターに順次展開を広げていく計画。導入スケジュールは、2019年11月が東北・北海道と関東、2020年1月が東海・長野、愛知、九州・沖縄、同年2月が中四国、京滋・北陸、西近畿・東近畿となっている。

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