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» 2019年12月06日 10時00分 公開

formnext 2019 フォトレポート:製造領域における3Dプリンタの価値を再認識――「formnext」の会場を巡って (1/8)

3Dプリンティング技術に関する国際展示会「formnext 2019」を視察。本レポートでは多数の写真を交えながら、製造領域において存在価値をさらに高めつつある3Dプリンタの最新動向をお届けする。

[梅澤陽明/ファブラボ神田錦町,MONOist]

 3Dプリンティング技術に関する国際展示会「formnext(フォームネクスト)」。2015年に前身の「Euromold(ユーロモールド)」から独立し、それ以降毎年11月にドイツ・フランクフルトで開催されている。今年は、2019年11月19〜22日の日程で開催された。

「formnext 2019」の展示会場の様子 「formnext 2019」の展示会場の様子[クリックで拡大]

 出展数が年々増えており、2017年は470社、2018年は632社、そして今年は852社となった。もちろん、展示面積も増えており、2017年時点で2万8129m2だった展示会スペースは、今回は5万3090m2へと拡大。出展数も展示面積も、2017年と比較すると倍増しているといっていいだろう。

 なお、国内でみられる3Dプリンティング関連の展示会などは、出展数は100社程度、展示面積は5000m2ほどが現状であり、数値からもその規模の大きさが読み取れる。

開催年 出展数 来場者数 展示面積
2017年 470 2万1492 2万8129m2
2018年 632 2万6919 3万7231m2
2019年 852 3万4532 5万3090m2
主催者発表による数値
「formnext 2019」のフロアマップ。今年は4つのフロアで展示が行われた 「formnext 2019」のフロアマップ。今年は4つのフロアで展示が行われた[クリックで拡大]

 formnext 2019の出展カテゴリーは、大枠で次のように分けられる。「3Dプリンティング装置」「設計や製品開発ソフトウェア」「プリント材料」「後処理や前処理の装置」「品質管理や計測」「トレーニングやコンサルティング」「研究開発」などである。

 さらに、展示会のオフィシャルWebサイトでは細かく分類されている。なお、3Dプリンティング領域は「Additive Manufacturing(付加製造)」と称される製造領域であり、会場には“Additive Manufacturing”や“AM”という言葉が並んでいた。

 以降、多数の写真を交えながら、formnext 2019の様子をレポートする。

3Dプリンティング装置

GEによるAM装置 GEによるAM装置。モジュールタイプのレーザー焼結プリンタで、左側のモジュールでプリントされ、右側のモジュールで仕上げ作業が行われる[クリックで拡大]
モジュールタイプの金属3Dプリンタ 同じくモジュールタイプの金属3Dプリンタ。最大造形サイズが420×420×400[mm]である[クリックで拡大]
樹脂積層方式の3Dプリンタ 最大造形サイズが1150×800×500mmの樹脂積層方式の3Dプリンタ[クリックで拡大]
樹脂積層方式3Dプリンタ 最大造形サイズが2000×2000×1500mmの樹脂積層方式3Dプリンタ[クリックで拡大]
バイオ3Dプリンタ フィンランドの企業が出品していたバイオ3Dプリンタ[クリックで拡大]
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