用途別の6種類の加振器を開発、サンプル出荷を開始組み込み開発ニュース

オンキヨーは、用途別の6種類の加振器「Vibtone」を開発した。パネルや壁に取り付けて振動させ、空気を震わせて音を発生させる仕組みになっている。

» 2019年12月27日 08時00分 公開
[MONOist]

 オンキヨーは2019年12月5日、用途別の6種類の加振器「Vibtone(ビブトーン)」を開発したと発表した。

 Vibtoneは、パネルや壁に取り付けることでパネルや壁を振動させ、空気を震わせて音を発生させる仕組みだ。防水性や気密性が求められる場所にも設置して音を鳴らせる。

photo 加振器「Vibtone」の仕組み 出典:オンキヨー

 スマートフォンや携帯ゲーム機、骨伝導向けの小型タイプ「C-Vibtone」、OLEDなどのディスプレイ向けの薄型タイプ「F-Vibtone」、車載向けの高信頼性タイプ「T-Vibtone」、大口径ボイスコイル等向けの高駆動力タイプ「P-Vibtone」、Bluetoothとアンプを備えるオールインワンタイプの「A-Vibtone」、防水タイプの「W-Vibtone」の6種類をラインアップする。

photo 製品ラインアップ(クリックで拡大) 出典:オンキヨー

 W-Vibtoneは2020年1月のサンプル出荷を予定しており、他の5種類は2019年12月よりサンプル出荷を開始する。

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