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» 2020年01月16日 08時00分 公開

組み込み採用事例:百度の自動バレーパーキングプラットフォームに採用されたプログラマブルSoC

Xilinxのオートモーティブ向け「XA Zynq UltraScale+ MPSoC」が、Baiduの自動バレーパーキング「ACU-Advanced」プラットフォームのセンサーフュージョンおよびAIプロセッシング用として採用された。

[MONOist]

 Xilinx(ザイリンクス)は2019年12月19日(現地時間)、同社のオートモーティブ向け「XA Zynq UltraScale+ MPSoC(XAZU5EV)」が、Baidu(百度)の自動バレーパーキング(Automated Valet Parking:AVP)「ACU(Apollo Computing Unit)-Advanced」プラットフォームに採用されたと発表した。

キャプション オートモーティブ向け「XA Zynq UltraScale+ MPSoC」 出典:Xilinx

 AVP向けACU-Advancedプラットフォームは、量産対応が可能なAVP専用コンピューティングソリューションだ。複雑な運転環境に対応できるよう、高度な深層学習推論処理が必要なバレーパーキングシステムならではの固有要件や機能を満たすように設計されている。

 同プラットフォームは、カメラを5台、超音波レーダーを12台搭載し、動作温度範囲は−40〜+85℃と、車両レベルの量産要件を満たす。また、Baiduの「PaddlePaddle」フレームワークと互換性がある。

 XA Zynq UltraScale+ MPSoCは、ArmコアをベースにしたプロセッシングシステムとプログラマブルロジックUltraScaleアーキテクチャを1つのデバイスに統合したSoC。AEC-Q100に準拠し、ISO26262 ASIL-C認証を取得している。ACU-AdvancedのセンサーフュージョンとAI(人工知能)プロセッシング用として採用された同SoCは、概念実証で使われるGPUの代替となる。

 Xilinxは、AVPや自動運転の開発に関して技術的な課題を解決できるソリューションを提供し、Baiduとの連携を強めることで、自動運転を次の段階に進めるとしている。

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