「つながるクルマ」が変えるモビリティの未来像
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» 2020年03月10日 06時00分 公開

モビリティサービス:アイシン精機のパーソナルモビリティが事業化、開発から5年で

アイシン精機は2020年3月6日、パーソナルモビリティ「ILY-Ai(アイリーエーアイ)」のリース提供を開始すると発表した。トヨタオートモールクリエイトが運営するショッピングセンター「カラフルタウン岐阜」(岐阜県岐阜市)向けに有償で提供する。来店客は、使い方の簡単なレクチャーを受けた上で無料で借りて利用することができる。

[齊藤由希,ITmedia]

 アイシン精機は2020年3月6日、パーソナルモビリティ「ILY-Ai(アイリーエーアイ)」のリース提供を開始すると発表した。トヨタオートモールクリエイトが運営するショッピングセンター「カラフルタウン岐阜」(岐阜県岐阜市)向けに有償で提供する。来店客は、使い方の簡単なレクチャーを受けた上で無料で借りて利用することができる。

ILY-Aiのカラフルタウン岐阜専用モデル(クリックして拡大) 出典:アイシン精機

 カラフルタウン岐阜では、2019年7月から実証実験としてILY-Aiを貸し出しており、週末には1日平均30人が乗車した。来店客の生の声やショッピングセンター側の要望や意見を取り入れて、利便性や安全性を高めた。

 ILY-Aiは2015年から開発を進めてきたモビリティだ。今回は大型商業施設内での用途に特化し、買い物時にカートとして利用したり、小さい子どもと一緒に乗ったりできるようにした。

 ILY-Aiには、カラフルタウン岐阜では提供していない機能もある。消費者向けエレクトロニクス展示会「CES 2020」(2020年1月7〜10日、米国ネバダ州ラスベガス)では、小さい子どもを抱きかかえていたり、大きい荷物で両手がふさがったりしたときに、ユーザーに追従するモードを披露した。

 本体に搭載したLiDAR(Light Detection and Ranging、ライダー)とカメラでユーザーの体の形を認識し、足を見ながら1m程度の距離を保ってついていく機能だ。ILY-Aiと追従対象のユーザーの間を人が横切っても追従を継続できる。乗り捨てに対応し、決まった場所に無人状態で戻る機能も開発を進めているという。

アイシン精機のパーソナルモビリティがユーザーに追従する様子(クリックで再生)

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