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» 2020年04月07日 08時00分 公開

製造ITニュース:製造現場の検知・予兆を高度化、AWSが機械学習ソリューション開発企業を表彰

機械学習ソリューションを開発するブレインズテクノロジーが「APN Competency Partner of the Year -Industrial Software-」を受賞。産業分野での功績を持つ企業に贈られる賞だ。

[池谷翼,MONOist]

 機械学習ソリューション開発を手掛けるブレインズテクノロジーは2020年4月2日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が同社のパートナー企業を表彰する「AWS パートナーネットワーク Competency Partner of the Year -Industrial Software-」(以下、Industrial Software)を受賞したと発表した。Industrial SoftwareはAWSを活用し産業分野でのビジネス功績を上げた企業に贈られる賞だ。2020年に初めて設定され、同年の受賞企業はブレインズテクノロジーのみ。

「AWS パートナーネットワーク Competency Partner of the Year -Industrial Software-」受賞企業に贈られる表彰楯[クリックして拡大]出典:ブレインズテクノロジー 「AWS パートナーネットワーク Competency Partner of the Year -Industrial Software-」受賞企業に贈られる表彰楯[クリックして拡大]出典:ブレインズテクノロジー

 ブレインズテクノロジーは製造現場を中心に採用されている機械学習プラットフォーム「Impulse」の開発を手掛ける企業だ。

 Impulseを導入した企業は、製造現場の膨大なセンサー群やPLCなどからデータを収集し、クラウド上で機械学習を行い、そこで得られた推論アルゴリズムを産業用PCやIoT(モノのインターネット)ゲートウェイに実装することで、機器の異常検知や故障予兆が行える。機器から収集したデータの周期性や相関特性を学習することで、データの変化をリアルタイムに判定する仕組みを取り入れており、これによって従来の閾値ベースの検知手法では見つからない異常も発見可能にした。

 今回の受賞理由についてAWSは、ブレインズテクノロジーが品質要因分析や外観検査、生産工程の異常検知などを行う予兆検知市場で国内トップシェアを獲得している点、また、ロボットの自律走行や遠隔管理を実現する「建設ロボットプラットフォーム」を竹中工務店と共同で開発するなど、産業分野向けIoTの領域で多大な活動成果を上げた点を高く評価したとブログ内で説明している。

 受賞を受けてブレインズテクノロジーは「受賞を励みに、AWSを活用した先進的なソリューションや革新的なサービスの開発、実現に向けて尽力していく」とコメントを出した。

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