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» 2020年06月09日 06時00分 公開

電気自動車:トヨタRAV4にPHVモデル追加、EV走行距離は95km、469万円から

トヨタ自動車は2020年6月8日、クロスオーバーSUV「RAV4」のハイエンドモデルとしてプラグインハイブリッド車(PHV)を設定すると発表した。同日から日本で販売を開始する。システム最高出力は225kWで時速0〜100kmの加速は6.0秒。モーターのみで走行するEV走行距離は満充電の状態で95kmで、エンジンとモーターを併用すると1300km以上を走行できるという。月間販売目標台数は300台で税込価格は469〜539万円。

[齊藤由希,MONOist]

 トヨタ自動車は2020年6月8日、クロスオーバーSUV「RAV4」のハイエンドモデルとしてプラグインハイブリッド車(PHV)を設定すると発表した。同日から日本で販売を開始する。システム最高出力は225kWで時速0〜100kmの加速は6.0秒。モーターのみで走行するEV走行距離は満充電の状態で95kmで、エンジンとモーターを併用すると1300km以上を走行できるという。月間販売目標台数は300台で税込価格は469〜539万円。

 RAV4のPHVモデルは、2019年のロサンゼルスオートショーで世界初披露した。日本では「プリウスPHV」に次ぐ2車種目のPHVモデルとなる。中国では「カローラ/レビン」のPHVモデルを2019年3月から販売している。

クロスオーバーSUV「RAV4」のハイエンドモデルとしてプラグインハイブリッド車を設定する(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車

 RAV4には新開発のプラグインハイブリッドシステム「THS II Plug-in」を搭載する。モーターを活用した瞬時の加減速やエンジンのアシストを生かし、「走りの楽しさ」を追求したとしている。駆動方式は全グレードが電気式4WDシステム「E-Four」となる。

 プラットフォームはTNGA(Toyota New Global Architecture)の「GA-K」を採用し、大容量リチウムイオン電磁を車体中央の床下に搭載。低重心化と重量バランスの最適化を追求した。また、バッテリーの温度管理にはエアコンの冷媒を活用し、高温になることを避けながら充電状態を制御することでバッテリー本来の性能を発揮できるようにする。エアコンの暖房にはヒートポンプシステムを採用した。エアコン使用中の電力消費を押さえ、EV走行距離を確保する。

 エンジンとモーターを併用するHVモード走行では、エンジンの回転数を抑えることで加速時のエンジンノイズを低減した。吸音・遮音材の最適配置や吸音材の範囲拡大、接合部の細部も埋めるなど、ノイズ対策を施して静粛性を追求した。

RAV4 PHVモデルのプラットフォーム(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車

 外部給電モードは、バッテリーの電力のみで給電するEV給電モードと、バッテリーの残量が所定値を下回るとエンジンが起動するHV給電モードの2種類に対応した。HV給電モードはガソリンタンクが満タンの状態であれば、最大出力1500Wで3日間程度の電力を供給できるとしている。

 インフォテインメントシステムは9型のディスプレイオーディオとDCM(データコミュニケーションモジュール、車載通信機)を標準装備とした。ディスプレイオーディオは、スマートフォンをUSBケーブルで接続することで「SmartDeviceLink」「Apple CarPlay」「Android Auto」を利用できる。

RAV4のインテリア(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車

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