サービスロボットの開発と運用を支援するクラウド基盤の月額サービスを開始ロボット開発ニュース

MODEは、サービスロボット向けのクラウド基盤「MODE ROBOT CLOUD」を月額サービスで提供すると発表した。サービスロボットの開発と運用をサポートし、開発時のイニシャルコストと時間の削減に貢献する。

» 2020年07月08日 08時00分 公開
[MONOist]

 MODEは2020年6月11日、サービスロボット向けのクラウド基盤「MODE ROBOT CLOUD」を月額サービスで提供すると発表した。サービスロボットの開発と運用をサポートし、開発時のイニシャルコストと時間の削減に貢献する。

 MODE ROBOT CLOUDは、データの到達保証からデータの活用まで対応する、サービスロボット向けのクラウド基盤だ。ロボットのシステム構成や認証などの管理、ロボットステータス監視とメンテナンスタスク管理、サービスロボット開発のためのAPI、ロボットクラウドとロボットの連携のためのロボット用SDKを提供する。

 SDK経由でロボットに接続可能で、ROS(Robot Operating System)にインストールするだけでデータ収集を開始できる。ゲートウェイを利用したデータの一括収集も可能だ。

 また、カスタマイズ可能で操作性の高いダッシュボードを用意。ロボットの状態は、ロボットのIDやステータス、GPSと連携した地図アプリから確認できる。

キャプション 「MODE ROBOT CLOUD」画面イメージ(クリックで拡大) 出典:MODE

 ロボットメーカーや保守運用会社による、エンドユーザーへの製品保守やトラブル対処に適しており、デバッグ用データのリアルタイム収集、中央管理型のモニタリング、現場作業者とのサポートツールとしての利用を見込む。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.