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» 2020年10月06日 14時00分 公開

製造マネジメントニュース:初のオンライン開催となる「CEATEC 2020」、目標来場者は過去最大級の20万人超

CEATEC実施協議会は2020年10月2日、初のオンライン開催となる「CEATEC 2020 ONLINE」の開催概要を発表した。会期は同年10月20〜23日。例年は幕張メッセで開催していたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けてオンラインで実施する。来場者数目標は過去最大級の20万人以上。

[池谷翼,MONOist]

 CEATEC実施協議会は2020年10月2日、初のオンライン開催となる「CEATEC 2020 ONLINE」の開催概要を発表した。例年は幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催していたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けてオンラインで実施することとなった。会期は同年10月20〜23日。ただし、会期後も一定期間、アーカイブでのコンテンツ視聴が可能だ。

 同年10月2日時点での出展者数(見込み値)は300社/団体以上で、リアル開催時とほぼ同数。出展者全体のうち、45%以上が新規出展者である。来場者数の目標値は過去最大級の20万人以上。

「ニューノーマル」をテーマとした展示エリアも

 CEATEC 2020 ONLINEには、CEATECの公式Webサイトから入場登録を済ませておくことで、会期中はいつでもログイン可能になる。

 オンライン会場は、COVID-19による社会変化に対応するための技術などを展示する「ニューノーマル(新常態)テーマエリア」の他、企業展示を行う「企業エリア」、国内外のスタートアップなど100を超える企業や団体が出展する「Co-Creation PARK」、基調講演などを開催する「コンファレンスエリア」や「公式イベントエリア」など5エリアで構成されている。

CEATEC 2020 ONLINEのログイン後画面イメージ[クリックして拡大]出典:CEATEC実施協議会 CEATEC 2020 ONLINEのログイン後画面イメージ[クリックして拡大]出典:CEATEC実施協議会

 新設したニューノーマルテーマエリアでは、持続的かつ豊かな社会やくらしを実現するためのソリューションやサービスを紹介する「ニューノーマルソリューションズ」、ニューノーマル社会を支える技術群を展示する「要素技術・デバイス」、ニューノーマル時代を見据えた街づくりに関連した展示を行う「デジタルまちづくり」などのブースが用意されている。

ニューノーマルテーマエリアの画面[クリックして拡大]出典:CEATEC実施協議会 ニューノーマルテーマエリアの画面[クリックして拡大]出典:CEATEC実施協議会

 また、コンファレンスエリアでは、ニューノーマル時代の注目企業による、さまざまな講演が予定されている。プログラムの一例を挙げると、Zoom Video Communications 創業者兼CEOを務めるEric Yuan(エリック・ヤン)氏とソフトバンクグループでデータ分析を手掛けるTreasure Data(トレジャーデータ) 創業者の芳川裕誠氏による対談がある。この他にも、ZVC Japan カントリーゼネラルマネージャーの佐賀文宣氏らによる講演も用意されている。スタートアップによるピッチイベントなども開催される予定だ。

基調講演登壇者の一部(左)と、パネルディスカッションなどの登壇者(右)[クリックして拡大]出典:CEATEC実施協議会

出展者に質問できる「コミュニケーションチャット機能」を実装

 CEATEC 2020 ONLINEでは、出展者と来場者双方の体験価値向上を支援するために、3つの機能を実装した。1つ目が「コミュニケーションチャット機能」だ。出展者とチャットを通じて、1対1でのコミュニケーションが図れる。リアル会場で企業の説明員に質問をするのと同じ感覚で、不明点や疑問点が解消できる。

 出展者向けに実装した機能もある。「訪問履歴機能」を使うと、出展ブース内で展示中のコンテンツ別に来場者数などをリアルタイムで確認できる。CEATEC 実施協議会 エグゼクティブプロデューサーを務める鹿野清氏は「来場者の反響を基に、会期中にコンテンツを入れ替える出展社も出てくるだろう」と説明する。

コミュニケーションチャット機能の画面イメージ[クリックして拡大]出典:CEATEC実施協議会 コミュニケーションチャット機能の画面イメージ[クリックして拡大]出典:CEATEC実施協議会
CEATEC 実施協議会の鹿野清氏 CEATEC 実施協議会の鹿野清氏

 また、来場者におすすめの展示コンテンツを表示する「CEATEC GO機能」も実装した。「従来開催していた幕張メッセの会場では、会場に来る前から寄ろうと決めていた目当ての展示ブースだけではなく、会場を歩いていて偶然目に付いたブースに来場者が立ち寄ることもある。これと同じことを、オンライン展示会でも再現したいと思って開発した」(鹿野氏)。

 初めてのオンライン開催となる今回のCEATECについて、鹿野氏は「幕張メッセと異なり、オンライン会場には会場のキャパシティー制限がない。加えて、見たいコンテンツをオンデマンドで好きな時間に好きなだけ視聴できるというメリットがある。こうしたオンラインの特徴を生かし、CEATEC史上最多の来場者数を目指したい」と意気込みを見せた。

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