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» 2020年11月16日 10時00分 公開

3D CADで設計の総仕上げ!! 動きや質感まで確認してみよう/そして、次のDIYへステイホームでDIYを極める! 玄人志向なモノづくり(4)(3/4 ページ)

[藤崎 淳子/Material工房・テクノフレキス,MONOist]

DIYテーマ【2】:スマホスタンドを作ってみよう!

 さて、ここからは趣向を変えて「もっとカンタンで失敗のリスクが“超”低いDIY」を取り上げます。

 「だったら、はじめにそっちを書けよ! こっちは初心者なんだ(怒)」といわれそうですが、DIYを始める人がそろえておきたい道具の紹介や、ネジを通す穴の寸法目安などを説明するお題が必要だったので、難しそうなモノを先に紹介することになりました。でも、カメラスライダーは難しそうに見えるだけで、部品の形状がきちんと作れれば、後は下から積み上げて組み立てていくだけなので案外優しいDIYなのです。

 これから紹介するDIYは、ネジやクギや接着剤などを一切使わずに組み立てる「スマホスタンド」です。材料は断然木材がいいですね。加工しやすいのはもちろんですが、インテリアとして考えた場合、木製の小物は優しい雰囲気を作ってくれますからね。ついでに、スマホで動画や音楽を視聴するときには、手に持ったままよりも木のテーブルやフローリングの上に置いた方がイイ音で聞けます。まあ、理由はそんなところで、早速木製スマホスタンドの計画を進めていきましょう。

 「木製スマホスタンド」でインターネット検索してみると、木材が持つ温もりと音響特性に期待しているのか、無垢(むく)の木材をくり抜いたり、溝を掘ったりしたところにスマホを立てかける一体モノが数多く見つかります。その他には、板を組み合わせたイーゼルのようなモノも見られます。板だったら掘ったり、くり抜いたりの作業もないので、失敗せずに作れそうな気がします。今回はこれを参考にして計画することにします。

 木材をカットして組み合わせるなら、日常よく見掛けるダンボールの「組み仕切り」のような構造がシンプルで作りやすいかと思います。図17の組み仕切りは数枚のダンボールを使って格子状に作られていますが、今回計画するスマホスタンドは2枚の板を交差させた形状を目指します。

ダンボールの「組み仕切り」 図17 ダンボールの「組み仕切り」 [クリックで拡大]

ポンチ絵を描いてみる

 筆者所有のスマホの外形寸法を測って描き出したポンチ絵が図18です。板を四角に切っただけで十分用は足りるのですが、植物や動物をかたどると「かわいく作ろう」「上手に作ろう」という気分になれます(筆者はただ猫が好きなだけ)。

木製スマホスタンドのポンチ絵 図18 木製スマホスタンドのポンチ絵 [クリックで拡大]

 今回の計画では、決めた形状と寸法で木材をカットして、猫の目になる部分には穴を開けます。穴のままでも猫っぽい雰囲気は出る“はず”ですが、穴の寸法に合わせた黒っぽいパーツを作っておいて指で押し込めば、よりかわいい目ができます。さらに、ヒゲもペイントしたらより猫っぽくなることでしょう。まあ、これについてはお好みですね。

 スマホを乗せる台になる部分は、充電ケーブルがスマホに真っすぐ挿せるように中央に隙間を設けます。ケーブルは猫の足の間を通して、スマホスタンドの背面へ持って行けます。

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