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» 2020年12月10日 09時30分 公開

テレワーク環境下で、会社への信頼度に「変化があった」が約43%キャリアニュース(1/3 ページ)

リクルートマネジメントソリューションズの組織行動研究所が「テレワーク環境下における会社、上司への信頼に関する実態調査」の結果を発表した。新型コロナ感染症拡大前と比べて、良くも悪くも会社への信頼度に変化があったと42.8%が回答した。

[MONOist]

 リクルートマネジメントソリューションズの組織行動研究所は2020年12月1日、「テレワーク環境下における会社、上司への信頼に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は、テレワーク経験のある、22〜59歳の正社員(一般社員)を対象としたもので、551人から有効回答を得た。

 まず、現在勤めている会社への信頼について尋ねた。「私はこの会社を信頼している」「社外の人から信頼されている」「事業の社会的な価値が高い」「この会社の従業員は会社を信頼している」の4項目に関して、約半数が「そう思う」「ややそう思う」という肯定的な回答を選んだ。

 上司への信頼に関する4項目では、「私は上司を信頼している」「上司は信頼に足る人物である」「職場の同僚は上司を信頼している」の3項目については約半数が肯定的な回答をした。「上司が言うことはあてにならないことが多い」の項目は、約40%が「そう思わない」「あまりそう思わない」を選んでおり、ある程度上司を信頼していることがうかがわれる。

キャプション 会社や上司への信頼(クリックで拡大) 出典:リクルートマネジメントソリューションズ

 また、「会社への信頼」「上司への信頼」と、「職場の人とうまくやれている」「自分の力を十分に発揮できている」などの適応感との関係を調べたところ、「会社信頼」「上司信頼」が高いグループほど、適応感が高かった。特に「会社への信頼」と適応感は、その傾向が顕著に見られた。

キャプション 会社や上司への信頼と適応感との関係(クリックで拡大) 出典:リクルートマネジメントソリューションズ

 次に、会社や上司への信頼とテレワーク実施頻度との関係を見てみると、統計的に有意な差とは言えないものの、「会社への信頼」と「上司への信頼」が高いあるいは中程度の回答群では、テレワーク実施頻度を「ほぼ毎日」「月の半分程度」と回答した割合が高くなっている。会社や上司への信頼が低い群は「現在は(テレワークを)行っていない」の割合が高かった。

キャプション 会社や上司への信頼とテレワーク実施頻度との関係(クリックで拡大) 出典:リクルートマネジメントソリューションズ

 会社や上司への信頼に関して、新型コロナウイルス感染症拡大前と比べた変化を見ると、拡大前と比べて23.2%が「会社への信頼が上がった」と回答し、「会社への信頼が下がった」は19.6%だった。同じく感染症拡大前との比較で、「上司への信頼が上がった」は15.3%、「上司への信頼が下がった」は16.4%となっている。

 この結果から、会社については42.8%、上司については31.7%が、新型コロナウイルス感染症拡大前と比べて、良くも悪くも信頼度に変化があったと回答していることが分かった。

キャプション 新型コロナウイルス感染症拡大前と比べた、会社や上司への信頼の変化(クリックで拡大) 出典:リクルートマネジメントソリューションズ

 会社や上司への信頼の変化とテレワーク実施頻度との関係を見ると、「会社への信頼が上がった」回答群では、「どちらともいえない」や「下がった」の群と比較して、テレワークの実施頻度を「ほぼ毎日」と回答した割合が34.4%とやや多くなっている。「会社への信頼が下がった」群では、テレワークを「現在は行っていない」が30.6%となり、他の群よりもやや多かった。

キャプション 会社や上司への信頼の変化とテレワーク実施頻度との関係(クリックで拡大) 出典:リクルートマネジメントソリューションズ
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