次世代型協働ロボット用駆動装置メーカー、日本市場に進出へ協働ロボット

SENSODRIVEが、日本メーカーと連携を図るため、日本市場に進出する。日本のロボットメーカー向けの営業やサポートの体制整備を始めており、将来的には日本オフィスの開設も検討する。

» 2021年01月13日 08時00分 公開
[MONOist]

 SENSODRIVEは2020年12月24日、日本メーカーと連携を図るため、日本市場に進出すると発表した。同社は次世代型協働ロボット用駆動装置の開発および生産を担い、既に同社技術の特許を日本で取得。日本のロボットメーカーへの提供を図る。

 SENSODRIVEは、2003年にドイツ航空宇宙センターから発足した企業で、ドイツ・バイエルン州に本社を有する。トルクセンサーやハーモニックドライブギアボックス、出力軸受、モーター、角度エンコーダー、モーターコントローラーおよびそれらを統合した次世代型協働ロボット用トルク制御駆動装置「SENSO-Joint」などを開発、生産している。

 2019年より日本進出への準備を開始しており、2020年にはSENSO-Jointに関する特許を日本で取得。日本のロボットメーカー向けの営業やサポート体制の整備を始めており、 将来的には日本オフィスの開設も検討する。

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