水虫薬への睡眠薬成分混入はなぜ起きたのか、組立製造業も再び襟を正せ製造マネジメント メルマガ 編集後記

医薬品業界のことだから関係ない、ではなく、日本のモノづくり全般の問題と捉えるべきです。

» 2021年01月26日 12時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 この記事は、2021年1月26日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


水虫薬への睡眠薬成分混入はなぜ起きたのか、組立製造業も再び襟を正せ

 2020年12月に起きた水虫薬への睡眠薬成分混入の問題についてご存じでしょうか。ジェネリック薬品大手の小林化工が製造した経口抗真菌剤「イトラコナゾール錠50『MEEK』」に、本来含まれるべきではない睡眠薬成分であるリルマザホン塩酸塩水和物が混入しており、服用者の意識障害や健康被害が数多く発生しています。

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