開封後数分でAIカメラを活用した画像解析が体験できるキットを発売人工知能ニュース

パナソニックは、AIカメラを活用した画像解析の開発に適した「Vieurekaカメラ スターターキット」を発売した。短時間でAIカメラによる画像解析システムの開発と導入の検討ができる。

» 2021年02月04日 08時00分 公開
[MONOist]

 パナソニックは2021年1月21日、AI(人工知能)カメラを活用した画像解析を体験できる「Vieureka(ビューレカ)カメラ スターターキット」を発売した。価格はオープン。オンライン限定で販売される。

 同キットに含まれるVieurekaカメラ「VRK-C301」は、エッジコンピューティングで画像を処理する「Vieurekaプラットフォーム」に対応しており、同キット開封後、5分程度と短時間でAIカメラを活用した画像解析が実施できる。遠隔からのアップデートや日々の運用管理なども考慮した画像解析システムの開発、導入検討に利用可能だ。

キャプション キットに含まれるVieurekaカメラ「VRK-C301」(クリックで拡大) 出典:パナソニック

 スターターキットはVRK-C301のほか、専用アダプター、LANケーブル、カメラ専用台座、開発用ソフトウェアキット(SDK)がセットになっている。SDKにはOpenCVを活用した顔検出、ロゴ認識、深層学習を活用したオブジェクト検出、姿勢推定など、用途をイメージしやすい10種類のアプリケーションが付属する。

キャプション スターターキットのパッケージ内容(クリックで拡大) 出典:パナソニック

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