HSK25Eサイズに適合する、直径25×長さ42mmの赤外線プローブを発売FAニュース

キャプテンインダストリーズは、直径25×長さ42mmの赤外線プローブ「IRP40.50」の販売を開始した。HSK25Eサイズにフィットするため、従来のプローブのように、干渉を気にせず運用できる。

» 2021年02月18日 07時00分 公開
[MONOist]

 キャプテンインダストリーズは2021年1月25日、直径25×長さ42mmのコンパクトな赤外線プローブ「IRP40.50」の販売を開始した。小型工作機械で使用されるHSK25Eサイズにフィットするため、従来プローブのように干渉を気にせず運用できる。初年度100システムの販売目標を掲げる。

 IRP40.50は、赤外線伝達方式を採用する。操作時の温度仕様は10〜50℃、保管時は5〜70℃。耐水等級はIP68 EN60529(15m)で、ホルダーを含まない重量は約78g。電池はCR2032を3個使用し、スタンバイ時の寿命は12カ月、最大電池寿命は1回/2秒のサイクルでタッチした際に400時間となる。

キャプション 赤外線プローブ「IRP40.50」 出典:キャプテンインダストリーズ

 測定力はXY=0.7N、Z=2.0N(16mmスタイラス使用)、推奨測定速度は最高2000mm/分。プローブの心出しは、抜け止め固定ねじを締め、スピンドルの中心にルビー球の中心が来るように調整ねじで調整する。電池交換には、専用Cスパナを使用。上部、下部ハウジングを回転させて分離し、内部の電池を交換する。

キャプション 「IRP40.50」の使用イメージ(クリックで拡大) 出典:キャプテンインダストリーズ

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