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» 2021年03月24日 09時00分 公開

AIを活用し、人の異常行動を自動検知するソリューション製造ITニュース

日立産業制御ソリューションズは、AI画像解析技術を活用し、人の異常行動や物の状態を検知する「インシデント検知ソリューション」を発売した。防犯カメラの映像をAIで解析し、平常時は発生しない異常行動を自動検知してアラームで通知する。

[MONOist]

 日立産業制御ソリューションズは2021年3月9日、AI(人工知能)画像解析技術を活用し、人の異常行動や物の状態を検知する「インシデント検知ソリューション」を発売した。多数のカメラ映像から、AIにより異常行動などを自動で解析、検知する。

 防犯カメラの映像をAIで解析し、平常時は発生しない異常行動を自動検知して、アラームによって監視員に通知する。これにより、公共、交通機関などにおける監視、警備の初動対応を迅速化する。

 検知対象は、通常動作から大きな行動偏差を示す行動を異常として検知する「異常行動検知」、特定エリア内に一定時間以上滞留する人物を検知する「長時間滞留検知」、特定エリア内への侵入を検知する「侵入検知」、一定時間以上置き去りにされた物を検知する「置き去り荷物検知」の4つとなる。

 異常行動の自動検知には、異常行動を定義して個別にAIに学習させる必要があったが、同ソリューションでは平常時の映像を学習に使用。異常行動を学習するための映像を必要とせずに、行動偏差を検知する技術を開発、採用した。

 また、同社の高速人物発見、追跡ソリューション「IVSearch」と連係することで、インシデントの対象となる人物を発見し、移動経路追跡など一連の監視業務に素早く対応可能になる。

キャプション 高速人物発見、追跡ソリューション「IVSearch」との連係イメージ(クリックで拡大) 出典:日立産業制御ソリューションズ

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