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» 2021年03月31日 10時00分 公開

実績豊富なAIカメラをすぐに“お試し”できる、パナソニックのスターターキットAIカメラ

AIカメラの本格的導入は製造業をはじめ各業界で広がりつつある。ただ、導入に向けたPoCに至る前に、そもそも「AIカメラや画像認識技術で何ができるのか」を見極める必要がある。こうしたケースで役立つのが、パナソニックが開発したVieurekaカメラを手軽かつ迅速に試せる「Vieurekaカメラ スターターキット」だ。

[PR/MONOist]
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 製造現場での不良品検知や設備の異常検知、工場の入退室管理などを自動化、効率化する目的でAI(人工知能)カメラを活用する動きが広まりつつある。ただ、「そもそも、AIカメラに何ができるかよく分からない」、あるいは「画像認識/解析技術で何が可能になるか見極めたい」と悩む企業や研究機関も少なくない。AIカメラ本体に一定以上の画像処理能力を求めると、機器のコストもそれなりに高額なものになる。「何ができるかよく分からない」ものに、多額のコストは支払うのは難しい。

 こうした声に応えるべくパナソニックが2021年1月に発売したのが、「Vieureka(ビューレカ)カメラ スターターキット」である。同社は2017年からAIカメラ「Vieurekaカメラ」と、これを中核とした運用・管理・開発用プラットフォーム「Vieurekaプラットフォーム」を提供している。しかし、これらVieurekaカメラとVieurekaプラットフォームを利用する場合には、年会費(初年度)20万円のVieurekaのパートナープログラムに加入する必要があった。

 Vieurekaカメラ スターターキットは、同パートナープログラムに参加することなく、Vieurekaカメラ「VRK-C301」の機能をサンプルアプリケーションなどで体験できる。キットにはACアダプターやLANケーブル、カメラスタンドとSDK(Software Development Kit)も含まれており、購入後、すぐに性能を試せる。価格は7万円台後半で、ECサイトから購入可能だ。

「VRK-C301」(左上)などを含む、Vieureka(ビューレカ)カメラ スターターキット[クリックして拡大]

採用例多数のAIカメラ

 Vieurekaカメラはエッジ側の処理性能を強化した製品で、カメラに6コアCPU内蔵のSoCを搭載している。カメラ側で顔認証や人数計測など画像を活用したAI処理を行い、この結果をクラウドサーバに上げて、バックエンド処理を行う仕組みだ。

 実用化例もある。2017年6月に小売店舗での導入が開始された他、2020年7月には介護施設での導入も発表されている。この他、IoT(モノのインターネット)サービス提供企業と連携して、Vieurekaを用いたサービスの提供が行われている。

 Vieurekaカメラの一括管理を行う「Vieureka Manager」を用いて、Vieurekaカメラ内のアプリケーションを遠隔からクラウド経由で簡単に入れ替え、管理できるため、多様な用途に対応しやすい。Vieureka Manager自体は初期状態のスターターキットでは対応していないものの、必要があれば、パナソニックに連絡して機能の追加を相談できる。

サンプルアプリケーションなどを使ってすぐに試せる

 Vieurekaカメラの本体には何種類かのアプリケーションがプリインストールされており、さらにSDKにはサンプルアプリケーション(オブジェクト検出、姿勢推定、顔検出、セグメンテーション、ARマーカー認識、ロゴ認識、人物検出、ジェスチャー認識、文字認識、オプティカルフローなど)が含まれている。

パナソニック イノベーション推進部門 テクノロジー本部 事業開発室 エッジコンピューティングPFプロジェクト 総括担当の宮崎秋弘氏

 パナソニック イノベーション推進部門 テクノロジー本部 事業開発室 エッジコンピューティングPFプロジェクト 総括担当の宮崎秋弘氏は「サンプルアプリケーションはあくまでVieurekaカメラが持つ機能を例示するためのものですが、これらを活用することでAIカメラや画像解析技術の有効性をすぐに確かめられます。SDKそのものはC/C++や、Pythonなどのプログラミング言語に対応しているので、同梱のサンプルアプリケーションを改変したり、自分でアプリケーションをスクラッチ開発したりすることも可能です。本格的な導入をされる場合は、パートナープログラムに登録された全50社ほどのパートナー企業が開発した、さまざまなVieurekaカメラ対応アプリケーションも利用できます」と説明する。

 SDKはクロス環境向けに設計されており、PC上でアプリケーションを作り、これをVieurekaカメラにロードする形になる。なお、Vieurekaカメラ自身には表示部がないため、カメラの認識結果などは別のマシンやクラウドで取り込んで確認しなければならないが、これは開発用のPCでそのまま兼用できる。他に機材を用意する必要はなく、キットを購入すれば、すぐにAIカメラの有効性を試せるというわけだ。

 さらにVieurekaカメラは2020年4月にAWS IoT Greengrass(以下、Greengrass)の認定を受けている。このため、Greengrassのフレームワークを利用してアプリケーションを構築することも可能だ。また、Greengrassに対応したカメラを試す、という用途においても手軽な開発キットとして利用できる。

 数々の採用例が示しているように、Vieurekaカメラ本体は実運用に耐える本格的な機器スペックを有している。カメラ本体はPoE(Power over Ethernet)給電に対応している他、屋外設置用カメラハウジングも提供しているので、多くの場所に容易に設置できる。スターターキットでありながら、場合によってはPoC(概念実証)を経てスムーズに本格運用へと移行できるような高品質のデバイスが提供されるのはうれしい点だ。

「お試し」だけでなく実運用環境での使用に耐えうる高品質性能[クリックして拡大]

PoC前の「どんなことができるのか」を理解するために

パナソニック イノベーション推進部門 テクノロジー本部 事業開発室 エッジコンピューティングPFプロジェクト 主務の茶木健志郎氏

 パナソニック イノベーション推進部門 テクノロジー本部 事業開発室 エッジコンピューティングPFプロジェクト 主務の茶木健志郎氏は「『画像認識で何かをやりたい』『やらなければいけない』というケースでは、しばしばPoCを走らせる以前に『どんな事ができるのか』を、まずは理解する必要があります。こうしたケースで適切な“学習・研修の教材”としても利用可能なのが、このVieurekaカメラ スターターキットです」と語る。

 同スターターキットは、ECサイトである「マルツオンライン」と「共立エレショップ」から購入することができる。また、パナソニックは、Vieurekaカメラ スターターキットを無償で利用できるモニタープログラムを大学や研究機関など向けに限定して実施している。詳細はVieurekaのWebサイトで公開中なのでチェックしてほしい

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アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2021年4月30日