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» 2021年06月14日 14時00分 公開

AI、IoTを活用した工事現場自動認識システムを構築製造ITニュース

アプトポッドは、同社のエッジコンピュータシステムおよびIoTプラットフォームを活用した工事現場自動認識システムを構築した。道路工事などによってガス管が破損することを防ぐために、大阪ガスが毎日実施しているパトロールを効率化する。

[MONOist]

 アプトポッドは2021年5月31日、同社のエッジコンピュータシステムおよびIoT(モノのインターネット)プラットフォームを活用した、工事現場自動認識システムを構築したと発表した。

 同システムは、道路工事などによってガス管が破損することを防ぐために、大阪ガスが毎日実施しているパトロールを効率化する目的で開発された。

 アプトポッドが提供するIoTプラットフォーム「intdash」のクラウド環境上で、大阪ガスが工事現場検出用のAI(人工知能)モデルおよび判定ロジックを開発。大阪シティバスが運行する路線バスに、道路状況を撮影するカメラとAIモデルを導入したアプトポッドのエッジコンピュータ「EDGEPLANT T1」を搭載して、走行中の道路撮像画像から工事現場の要素を自動検出する。

キャプション エッジコンピュータシステム「EDGEPLANT T1」(クリックで拡大) 出典:アプトポッド

 検出した工事現場の要素は、画像および位置情報を併せてintdashへリアルタイムに伝送する。クラウド上の工事現場判定ロジックと組み合わせて、リアルタイムで工事現場のマップを生成する。

キャプション システム概要図(クリックで拡大) 出典:アプトポッド

 同システムにより、これまでパトロール車両の走行範囲外や巡回時間外では発見できなかった工事も、容易に発見できるようになる。大阪ガスでは、2021年5月から同システムの試験運用を開始。試験運用の結果を受けて、同年秋以降に本格運用を始める予定だ。アプトポッドは、同システムの安定運用と対象エリアの拡大に向けて、今後も大阪ガスに協力していく。

キャプション 同システム導入前のパトロール業務(クリックで拡大) 出典:アプトポッド
キャプション 同システム導入後の運用イメージ(クリックで拡大) 出典:アプトポッド

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