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» 2021年06月23日 06時30分 公開

ソラコムのAIカメラに高機能版、ソニーの「IMX500」採用でリアルタイム性を向上人工知能ニュース

ソラコムは、AIカメラ「S+ Camera Basic(サープラスカメラベーシック)」にソニーセミコンダクタソリューションズのインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」を組み込んだ高性能モデル「S+ Camera Basic Smart Edition」を開発したと発表した。

[朴尚洙,MONOist]

 ソラコムは2021年6月22日、オンラインで開催中の年次ユーザーイベント「Discovery 2021 ONLINE」(同年6月22〜24日)において、AI(人工知能)カメラ「S+ Camera Basic(サープラスカメラベーシック)」にソニーセミコンダクタソリューションズのインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」を組み込んだ高性能モデル「S+ Camera Basic Smart Edition」を開発したと発表した。同日からWebサイトでの予約を受け付けており、同年9月初旬の発送開始を予定している。税込み価格は7万1280円(送料別、別途ソラコムサービスの月額料金がかかる)。

ソラコムのAIカメラの高性能モデル「S+ Camera Basic Smart Edition」 ソラコムのAIカメラの高性能モデル「S+ Camera Basic Smart Edition」。ソニーのインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」を搭載している(クリックで拡大) 出典:ソラコム

 S+ Camera Basic Smart Editionが採用したIMX500は、有効画素数1230万画素の裏面照射型イメージセンサーにAIモデルを実行するDSPが組み込まれている。これにより、イメージセンサーで撮影したカメラ画像をIMX500内で高速に処理することで、高速に動く人やモノの動態トラッキングや、スピーディーに流れる工場レーンにおける不良品の検出など、リアルタイム性の高いAI処理が求められる用途に対応できるようになる。

 IMX500で動作するAIモデルは、ソラコムのWebコンソールを通じて遠隔から更新することが可能だ。発売当初は3種類のAIモデルを用意し、マーケットプレース経由で順次AIモデルのラインアップを追加していく計画である。

 S+ Camera Basicは、通信サービスをはじめIoT(モノのインターネット)プラットフォームを展開するソラコムのノウハウを生かしたAIカメラだ。2019年7月にトライアルパッケージを発表した後、2020年7月に7万9800円(税別)での一般販売を開始し、同年11月には4万9800円(税別)に値下げしている。今回発表したIMX500を搭載する高性能モデルのS+ Camera Basic Smart Editionの価格は7万1280円(税込み)で、当初の一般販売価格よりも安価に設定されている。また、IMX500のサンプル価格が2万円(税別)であることや消費税を考慮すると、S+ Camera BasicとIMX500を別々に購入するよりも安価になっている。

 なお、ソニーセミコンダクタソリューションズのIMX500は、これまでB2Bでの展開が中心だった。一般ユーザーがIMX500の機能を利用可能な形で提供するのは今回が初めてのことになる。

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