IARの「Embedded Workbench」がラズパイピコのマイコン「RP2040」に対応組み込み開発ニュース

IARシステムズの開発ツール「IAR Embedded Workbench for Arm」が、Raspberry Piの「RP2040」ボードに追加対応した。

» 2021年06月28日 08時00分 公開
[MONOist]

 IARシステムズは2021年6月16日、同社の開発ツール「IAR Embedded Workbench for Arm」が、「Raspberry Pi Pico」のマイコン「RP2040」ボードに追加対応したと発表した。

 同ツールは、統合した開発環境を開発者向けに提供する。デバッグ、解析用途としてコード用およびデータ用の複合ブレークポイントやランタイムスタック解析、コールスタックの可視化といった幅広い機能を備える。また、静的コード解析ツール「C-STAT」とランタイム解析ツール「C-RUN」も搭載している。

 RP2040は、デュアルコアの「Arm Cortex-M0+」プロセッサや264KバイトのRAMを搭載。16MBまでのオフチップFlashやI2C、SPI、プログラマブルI/Oなどの幅広いI/Oオプションに対応している。

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