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» 2021年08月18日 14時00分 公開

量子コンピューティングへの投資動向調査、今後2年で投資増の予測量子コンピュータ

IDC Japanは、量子コンピューティングの今後の利活用、投資動向に関する調査結果を発表した。量子コンピューティングへの投資は、今後2年間で増加すると予測する。

[MONOist]

 IDC Japanは2021年8月3日、量子コンピューティングの今後の利活用、投資動向に関する調査結果を発表した。量子コンピューティングへの投資は今後2年間で増加すると予測する。

 調査では、量子コンピューティング技術に年間IT予算の17%以上を投入する企業の割合が、2023年には2021年の7%から19%に増加すると予測。同技術の活用によるAI(人工知能)機能の強化やセキュリティ向上、アルゴリズムの最適化によってビジネスプロセスを改善して競争優位性を確立したいと考える企業が、投資をけん引する見込みだ。

 2021年初頭には、同技術に関心のある企業のうち5分の1が既に利用中で、3分の2が今後18〜24カ月の間に何らかの検証を開始する予定と回答している。

 一方で、量子コンピューティングへの投資に踏み切れない企業もいる。その理由として、技術の複雑性やスキルセットの制約、利用可能なリソースの不足、コストなどの問題が見られる。

 量子コンピューティングベンダーなどは、こうした問題の解決に向けて、同技術を検証可能なクラウドベースの量子コンピューティングソリューションを企業向けに提供している。また、関連するテクニカル、ビジネスコンサルティングサービスの普及も進んでおり、同技術の採用によってもたらされる価値の明確化、量子アルゴリズムの開発やテストなどに役立っている。

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