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» 2021年10月12日 13時00分 公開

AM技術の研究と普及、造形サービスを目的にした新施設がオープン3Dプリンタニュース

YOKOITOは、Additive Manufacturing技術の研究や、造形サービスを提供する場となる施設「Yokoito Additive Manufacturing Center」を開設した。

[MONOist]

 YOKOITOは2021年10月1日、Additive Manufacturing技術(AM技術:付加製造技術)の研究や、造形サービスを提供する場となる施設「Yokoito Additive Manufacturing Center(YAMC)」を開設した。ショールームと造形ファクトリー(プリンティングファクトリー)も併設する。

「Yokoito Additive Manufacturing Center」外観 「Yokoito Additive Manufacturing Center」外観、中央から左がショールーム、右手奥がプリンティングファクトリー[クリックで拡大] 出所:YOKOITO

 同社は、AM技術が今後の日本のモノづくりに大きな変革を与える可能性があると考えており、AM技術の研究と普及のため、YAMCを新設した。

 YAMCでは、複数の専門スタッフが3Dプリンタなどを用いて、AM技術の活用法や可能性について研究を進めていく。スタッフ自身がAM技術のユーザーとなることで、リアルな視点でAM技術の導入を検討できるようにするのが狙いだ。

 最新技術を体験できるショールームには、さまざまな3Dプリンタを展示。製品パンフレットや、持ち帰りできる無料サンプルも用意している。

YAMCのショールーム YAMCのショールーム[クリックで拡大] 出所:YOKOITO
YAMCのショールーム YAMCのショールーム[クリックで拡大] 出所:YOKOITO

 プリンティングファクトリーにも多様な3Dプリンタを設置しており、公開されている国内の3Dプリント施設としては、最大規模の稼働機数を誇る。なお、機密保持や環境管理の点から、ファクトリーの見学は通常ガラス窓越しとなる。

プリンティングファクトリーのイメージ図 プリンティングファクトリーのイメージ図[クリックで拡大] 出所:YOKOITO

 ショールームとファクトリーの設置3Dプリンタは、SLS方式3Dプリンタ「Fuse 1」一式、生体適合性材料対応のSLA方式3Dプリンタ「Form 3B」「Form 3BL」8台、SLA方式3Dプリンタ「Form 3」14台、FDM方式3Dプリンタ。他に、後処理用の各種設備を設置しており、機器や設備は今後、順次拡張する予定だ。

 また、同社では、YAMCのファクトリースペースを使って3Dプリントサービスも提供する。一般的、工業的な材料のほか生体適合性材料も取り扱っているため、医療器具、実験器具の試作や製作、食品に関わる製品や皮膚と接触する製品の試作などにも対応する。

3Dプリントサービスの作品例 3Dプリントサービスの作品例[クリックで拡大] 出所:YOKOITO

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