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» 2021年10月13日 07時00分 公開

無軌道型AGVと人協働ロボットを組み合わせた次世代搬送システム発売協働ロボット

DMG森精機は、無軌道型AGVと人協働ロボットを組み合わせた、次世代搬送システム「WH-AGV 5」を発売した。高さ35mmのケーブルダクトを乗り越える走破性を備え、±1mm以下の位置決め精度により、ワークダイレクト着脱に対応する。

[MONOist]

 DMG森精機は2021年10月1日、無軌道型AGV(無人搬送車)と人協働ロボットを組み合わせた、次世代搬送システム「WH-AGV 5」を発売した。自律走行が可能で、加工ワークの搬送や着脱など、工場内の物流搬送を自動化する。2021年に10台、2022年に20台、2025年に100台の販売を予定している。

キャプション 次世代搬送システム「WH-AGV 5」 出所:DMG森精機

 自社開発の無軌道型AGVは、走行ルート用の磁気テープやマーカーがなくても工場内を自由に走行できる。最大高さ35mmのケーブルダクトなど、段差を乗り越える高い走破性を備える。

 レーザースキャナーが人や障害物を検知し、これを回避して走行するため、安全フェンスも不要ない。レーザー測域センサーによるガイドレス走行を可能にしており、レイアウト変更にも柔軟に対応する。AGVコントローラーを使えば、工作機械だけでなく、洗浄装置や計測装置など周辺機器への搬送も一括で制御する。

キャプション ケーブルダクトなどの段差を乗り越える高い走破性 出所:DMG森精機

 サイズは700×1030×1750mmで、作業台車と同程度のコンパクトな設計だ。最大搬送質量は200kg、ロボットハンドの最大可搬質量は5kg。非接触給電装置の搭載により、24時間の連続稼働が可能だ。

 ロボットアームの先端には、ビジョンセンサーを搭載。6軸補正による±1mm以下の位置決め精度により、工作機械へのワークダイレクト着脱に対応した。工場内全体の生産設備を接続して有効活用できるため、状況に応じた工程変更が柔軟に行える。WH-AGV 5単体でも購入でき、既存機への後付けにも対応する。

キャプション 素材ストッカーからワークを搬出する様子 出所:DMG森精機

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