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Uberが名古屋でタクシーの配車サービスを開始、「今後さらに多くの都市で展開」モビリティサービス

Uber Japanは2018年9月5日、名古屋市に本社を構えるフジタクシーグループと協業し、名古屋市でタクシー配車サービスを開始したと発表した。フジタクシーグループの300台以上がUberのアプリによる配車に対応する。

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 Uber Japanは2018年9月5日、名古屋市に本社を構えるフジタクシーグループと協業し、名古屋市でタクシー配車サービスを開始したと発表した。フジタクシーグループの300台以上がUberのアプリによる配車に対応する。

 フジタクシーグループは1957年に創業し、愛知県内に拠点を持つ。2013年時点の車両台数は549台だ。一方、Uber Japanは2017年12月、日本でタクシー、ハイヤー事業者と連携したビジネスモデルを追求していく方針を示しており、ドライバーとしての登録を受け付けるのは、道路運送法で事業許可を受けた事業者のみとしている。今回のフジタクシーグループとの協業もその方針に基づいたものとなる。直近では、兵庫県淡路島で2019年3月までの期間限定で島内のタクシーを配車する実証実験を発表した。

 Uber Japanは2014年から東京都内でアプリユーザーとハイヤー事業者をマッチングさせる形のサービスを開始。タクシー、ハイヤー事業者以外では、北海道 中頓別町や京都府 京丹後市で、Uberの配車プラットフォームを地域のオンデマンド交通サービスに使った例がある。

 フジタクシーグループとの協業について、Uber Japan モビリティ事業 ゼネラルマネージャーのトム・ホワイト氏は、「日本はUberにとって重要な市場だ。日本の大手タクシーグループの1つであるフジタクシーグループ様と手を組むことによって、料金の見積もりやキャッシュレスの支払い、GPS位置情報の共有といったテクノロジーを活用したサービスを経験豊かなドライバーが取り扱えるように、テクノロジーの導入を推進していく。今後、日本のさらに多くの都市でも同様のサービスを広められるよう取り組む」とコメントした。

 フジタクシーグループ 代表取締役の梅村尚史氏は「この提携を通じて、Uberのアプリで使われているテクノロジーから、われわれの数百人のタクシー運転手が、タクシー車両の効率的な活用、ビジネス面での成長の実現といったメリットを得ることを期待する」と述べている。

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