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生産工程可視化システムを機能強化、現場の改善活動に貢献FAニュース

リコージャパンは、生産工程可視化システム「オールラインレコグナイザー」の機能を強化した。検知精度を高め、これまでモノクロの濃淡差のみで判別していた変化をカラーで判別できるようにした。

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 リコージャパンは2018年10月23日、生産工程可視化システム「オールラインレコグナイザー(ALR)」の機能を強化し、販売を開始した。

 ALRは、最大8台のIPカメラを活用して、生産工程で発生する異常をリアルタイムに検知通報し、問題の原因を録画映像に基づいて分析するツールだ。

 今回の機能強化では、検知精度を高め、これまでモノクロの濃淡差のみで判別していた変化をカラーで判別できるようにした。また、ALRの検知データと外部のデータ信号の連携により、対象検知機能と原因分析機能を高めている。

 さらに、タクトのガントチャート化や生産進捗を可視化するツールをオプションソフトウェアとして提供。生産技術者や生産管理者が現場の状況を容易に把握し、改善ポイントを迅速に発見できるようにした。

 同社は、これらの機能強化により、ALRによる生産工程の可視化をさらに進め、現場における改善活動を効率化するとしている。

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生産工程可視化システム「オールラインレコグナイザー」イメージ図(クリックで拡大) 出典:リコー

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