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サイバートラストがリネオと提携、組み込みLinux事業の展開を加速組み込み開発ニュース

サイバートラストは、組み込みLinux関連ソフトウェアを手掛けるリネオソリューションズとの事業提携を目的にリネオホールディングスの株式を取得すると発表した。取得する株式比率は35%で、リネオホールディングスはサイバートラストの持分法適用会社となる。

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 サイバートラストは2019年7月4日、組み込みLinux関連ソフトウェアを手掛けるリネオソリューションズとの事業提携を目的に、同年7月26日付でリネオホールディングスの株式を取得すると発表した。取得する株式比率は35%で、リネオホールディングスはサイバートラストの持分法適用会社となる。

 サイバートラストは、2017年10月にミラクル・リナックスと合併してから組み込みLinux事業に注力している。合併前両社が持つLinuxと認証、セキュリティの技術を活用し、IoT(モノのインターネット)などの組み込み機器の開発に向けたデバイスレベルでのセキュリティソリューションの提供など、市場の課題や顧客ニーズの多様化に対応すべく取り組みを進めている。

 一方、1984年創業のリネオソリューションズは、1999年から組み込みLinux開発の先駆的な存在としてソフトウェア開発、プロフェッショナルサービスの提供など、長年にわたって組み込みエンジニアリングの実績を重ねてきた。「Lineo uLinux」ディストリビューションは、シャープのPDA「Zaurus」などさまざまな機器に搭載実績があり、独自開発した超高速起動ソリューション「LINEOWarp!!」なども展開している。

 両社は今回の事業提携を契機に、IoT事業および組み込みLinux事業を拡大するとともに、新サービスへの投資も行う。また、オープンソースソフトウェア(OSS)を核とした技術力の強化とセキュリティ技術の融合を進め、営業とマーケティング活動の連携、新たな価値提案も推進する。

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