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野球の投球、打球をリアルタイム解析するデバイスの開発に協力組み込み採用事例

Shiftallは、野球の試合映像を入力するだけで、投球や打球をリアルタイムで解析できるトラッキングデバイス「Baseboy Deck」の開発に協力したと発表した。

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 Shiftall(シフトール)は2019年11月11日、野球の投球や打球の映像をリアルタイムで解析できるデバイス「Baseboy Deck」の開発に協力したと発表した。

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トラッキングデバイス「Baseboy Deck」 出典:Shiftall

 Baseboy Deckは、大阪大学発のベンチャーQonceptの画像処理技術「Baseboy」を搭載するトラッキングデバイスだ。野球の投球や打球の映像をリアルタイムで解析し、ボールの軌跡にCGを重ねてAR(拡張現実)表示する。Shiftallは同デバイスの開発に関して、仕様の策定から設計にわたって協力した。

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「Baseboy Deck」の映像イメージ 出典:Shiftall

 Baseboy Deckは、ボールの曲がり方や落ち方をリプレイ表示できるほか、スピードガンなどの専用器具がなくても球速を測定できる。試合前にボールの検出について設定しておけば、ほぼ無人の状態で運用可能だ。

 試合映像を入力するだけでCGを重ねたボールの軌道映像を自動で出力できる仕様なので、機器構成をシンプルにできる。また、タッチ操作が可能な11インチのディスプレイを採用したことで、操作しやすくなっている。

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