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三菱自が3拠点で7月も稼働調整、国内生産の前年割れつづく製造マネジメントニュース

三菱自動車は2020年6月30日、7月の国内生産拠点の稼働休止予定を発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の自動車市場への影響を踏まえて生産を調整する。

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 三菱自動車は2020年6月30日、7月の国内生産拠点の稼働休止予定を発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の自動車市場への影響を踏まえて生産を調整する。

 登録車を生産する水島製作所(岡山県倉敷市)の第2組立ラインが7月1〜14日、7月27〜30日、岡崎製作所(愛知県岡崎市)が7月1〜23日、パジェロ製造が7月1〜27日で生産を休止する。水島製作所第2組立ラインと岡崎製作所は5月下旬から稼働日は昼勤のみで操業していた。

 同社は2020年4月から生産調整が続いている。3月の時点では、国内生産は前年比14.3%増の6万6307台で8カ月ぶりに前年越え、輸出出荷台数は同8.9%増の3万6344台で2カ月連続で前年を上回っていた。4月は上旬から稼働休止日があり、国内生産台数は前年比67.6%減の1万5467台、輸出出荷台数は同76.1%減の6804台だった。5月も生産台数は減少し、国内生産が前年比81.7%減の8383台、輸出出荷台数は同73.3%減の5652台となった。国内生産は5月時点で2カ月連続の前年割れとなっている。

 また、国内販売は2020年3月時点では登録車が前年から半減となり前年比26.0%減の1万2579台だったが、4月は同57.2%減の2745台、5月は同65.3%減の2760台と低迷が続いている。5月時点で8カ月連続の前年割れだ。

→特設サイト「新型コロナウイルス 製造業が直面する未曾有の試練」

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