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二酸化塩素が新型コロナウイルスを不活化医療技術ニュース

大木製薬と東北大学は、二酸化塩素が新型コロナウイルスを30秒間で99.99%以上不活化させることを確認した。

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 大木製薬は2021年3月15日、二酸化塩素に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を不活化させる効果があることを確認したと発表した。東北大学との共同研究による成果だ。

→特設サイト「新型コロナウイルス 製造業が直面する未曾有の試練」

 共同研究グループは、50ppm、100ppm、200ppmの二酸化塩素水溶液と大木製薬の二酸化塩素製品「ウイルオフ除菌スプレー」水溶液に、新型コロナウイルス溶液を加えて30秒または3分間放置した後に中和した。それぞれの溶液をSARS-CoV-2感受性細胞に接種したところ、4種ともウイルスが99.99%以上不活化していることを確認した。

キャプション
SARS-CoV-2に対する不活化作用 出典:大木製薬

 なお、大木製薬は、今回の研究は実験室内環境で実施したものであり、実使用環境における効果を示すものではないとしている。

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