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製造工程の状況をタブレット上で可視化するモバイルアプリ発売製造ITニュース

日立ソリューションズは、製造現場の管理者が工程全体の状況を素早く把握できるモバイルアプリケーション「製造現場向け計画立案支援システム」を発売した。タブレット上で、進捗や不良数、在庫などの生産状況をグラフとして可視化する。

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 日立ソリューションズは2021年10月14日、製造現場の管理者が工程全体の状況を素早く把握できるモバイルアプリケーション「製造現場向け計画立案支援システム」を発売した。価格は個別見積もりとなる。

 データベースに登録した生産計画や実績、在庫数、BOM(部品表)などの情報を基に、前工程や自工程、後工程の生産進捗、不良数、在庫などの情報をグラフによって可視化し、直感的に把握できる。

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「製造現場向け計画立案支援システム」のイメージ[クリックで拡大] 出所:日立ソリューションズ

 前工程で製造する部品の納期遅延や欠品、突発的な生産量の増加が発生した場合、自工程に対する影響をシミュレーションする機能も備える。また、タブレット上の画面で、製造工程全体のボトルネックをタイムリーに確認可能だ。

 専用データベースを既存システムと連携させてデータ収集するため、システムの改編は必要ない。不良発生や部品不足などをすぐに把握できるほか、自工程の生産計画を柔軟に見直すことで、製品欠品、過剰在庫、納期遅延の防止に活用できる。

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